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人生コンティニューしたらスクールアイドルを守るチートゲーマーになった
59話 疑惑のSunshine
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って悪事を行い、悪を調整し続けるのが正義だ。正義を実行するには悪事をしなきゃいけないことだってあるんだ。そういうわけで俺は才を疑うことにはオリさせてもらうぞ。」
「虎太郎............それがお前の正義なのか?」
「稜。お前は正義の意味を履き違えている。お前がやっているのは善意のように見えるエゴだ。エゴを通すのは構わないけれど、正義は誰にでも通じなきゃ意味がない。俺たちの使命は《《Aqoursを守るというエゴと世界を守るという正義》》を貫くことだ。それに反した行動は俺は極力避ける。もちろんお前のやる事を止めはしないけど。」
稜にとっては竜介よりも虎太郎の言ったことの方が余計にタチが悪かった。Aqoursを守ることはエゴであっても、そうは認識され難い。集団でそれを行なっているわけだから。だが才を疑い、その真相を確かめるのはもはや言い訳のしようがない。
稜はもう一度体裁を立て直そうとベッドに座り、考え込む。
「竜介先生や虎太郎がいない以上、俺と魁だけじゃ調査しようがない。何か切り札が有れば????????」
「??????ないこともない。」
「何だ?何か打開策でもあるのか?」
「いや、あまりにそれは踏み込みすぎだけど???????父さんに頼んでみようか。」
「なっ!?」
驚く稜。それはあの傍若無人で利益の追求以外に考えない最低な自分の父親を、あの小原兆一郎に応援要請という提案をするのだ。意外さも甚だしい。
「??????俺の父さんは元々オハラエンタープライズの所属だし、生みの親はそこの全ての元凶とも言える科学者だ。どちらかと言えばアイツらが殺った可能性の方が高い。それを俺たちが低い可能性の方を検証するためにアイツらの口車に乗せられることだって................」
「結局犯人がソイツらだった場合は容赦なく倒す。でもあの才の写真を調べ上げるとなると、アークから得たオハラの技術が必要になってくる。ここは.........それに賭けてみるのも悪くないんじゃないか?」
「??????????????????わかった。早速あの社長のところに乗り込もう。」
?????????※??????????
「花火大会が雨にならなかってよかったな............まぁ、必然だけど。」
夏の夜の雨は少し肌寒い。いわゆるスコールのような雨が暗闇に降っている。そんな中をたった1つの薬用タバコの火だけが輝く。たった1人の暗い部室でただただタバコを吹かしている。
そういえば夜といっても深夜だったか............
「さて、明日はAqoursは休みだ。俺も明日はゆっくりと羽を伸ばさせてもらうぜ!!」
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