第一章
[2]次話
受け続ける仕置き
ふわりの前の飼い主である百田家の夫婦は育児放棄から禁治産者と認定され仕事も親権も信頼も失ってだった。
ただ生きているだけになった、朝から晩まで安い酒を飲んで家事も何もしなくなってただ日を過ごしているだけになっていた。
家は当然荒れ放題になりゴミや雑草だらけになり廃墟の如き出会った。壁には落書きや彼等の行いを告発する様なポスターが張られ。
子供達はそんな家をこう呼ぶ様になっていた。
「あそこお崖屋敷だろ」
「いや、怪物の館だろ」
「モンスターハウスって呼ぼうぜ」
「ゾンビランドでいいんじゃないか?」
色々と呼ぶ様になっていた、荒れ放題になっていて悪臭はし様々な虫が大量に巣食う様になっていた。
しかも夫婦はボロボロの服でメイクも入浴もせずただ飲むだけになっていたので。
凄まじく不潔で悪臭がする様になっていた、それで誰もが二人を避ける様になっていた。
「やべっ、ゾンビが来たぞ」
「何時見ても気持ち悪いな」
「あれで人間かよ」
「本当に化けものじゃないのか?」
夫婦のどちらを見てもだ。
誰もが嫌な顔をして避けた、酒かつまみをコンビニで買う為に外に出ると虚ろな顔で身体を引きずる様に歩くので。
その不潔な外観と共に人はまるで怪物の様に見て避けた、そこにだった。
夫婦の行いと現状がインターネットで流れた、それでそちらでも話題になった。
「そんな屑がいるんだな」
「犬もういらないって保険所に捨てて子供は育児放棄か」
「最低だな」
「そんな屑許しておけないな」
「全くだな」
「住所ここか」
すぐに個人情報が特定された。
「それで名前はこうか」
「ちょっとここに嫌がらせしてやろうぜ」
「屑にはそれがお似合いだよ」
「悪い奴には容赦するなってな」
「天誅を与えてやろうな」
ネット上で話してだった。
そしてだ、そのうえでだった。
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