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フェアリーテイルに最強のハンターがきたようです
第6章 英雄感謝祭編
第27話 パーティ
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うにゆっくりと口を開いた。
「その…アレンさんには…か、彼女はおるのか?」
ミネルバの発言に、女性陣を中心に衝撃が走る。
「え?彼女?…あー、今はいないけど…」
アレンの発言を聞き、ミネルバの顔がパアッと晴れる。そんな様子を見て、14歳くらいの少年2人がミネルバの足元に寄ってくる。
「よかったですね!お嬢!これでお嬢がかの…ゴンッ!」
「ああ…まあ、そうなるよね…」
金髪の男の子が、ミネルバの拳骨を喰らい、それをみた黒髪の男の子が呆れた様子で言葉を発した。
「おい、ミネルバ!可哀そうじゃないか!」
「っ!ああ、すまない。スティング、大丈夫か?」
ミネルバはアレンに軽く怒られたことで、動揺しながらスティングを起こす。
「ってて…ひどいっすよ、お嬢…」
「大丈夫そうだな…スティング君、でいいのかな?」
アレンに名前を呼ばれたスティングは、ミネルバと同じようにパアッと顔を輝かせる。
「はい、スティングです!!こっちはレクターと言います。アレンさんに会えて光栄です!!」
「僕はローグと言います。こっちはフロッシュです」
黒髪の男の子、ローグもアレンへと自己紹介をする。そのあとに続き、2人のエクシードも挨拶を交わした。
「そっか。よろしくね」
「「はいっ!!」」
2人はアレンの言葉に、嬉しそうに返事をした。
「…ところで、スティング君はさっき何を言おうとしたんだい?」
「あ、それは…」
「や、やめんか!!アレンさん、たいしたことじゃない…気にしないでくれ…」
スティングが再度言おうとしたが、焦ったようにミネルバが制止する。
「ん?まあ、それならいいけど…」
アレンが不思議そうに首を傾けていると、ウルティアが声を掛けてくる。
「ねえ、アレン?ナツ知らない?」
「あー、それさっきグレイに聞かれたんだが…俺も知らないんだよ」
「んー、おかしいですねー。あのナツさんがこんな騒ぎの中心にいないなんて…」
「ほんと、どこいっちゃったのかしら…」
ウェンディとシャルルも、変な意味で心配しているようだ。そんな風に頭を悩ませていた4人であったが、とある人物の登場により、それは収束を迎える。
コツコツと音を鳴らしながら、水色と白色のドレスに身を包んだ女性がアレンへと近づく。
「アレン様…」
とても美しい顔立ちと、綺麗な翡翠色の髪の毛。ヒスイ王女であった。
「これはこれは、ヒスイ王女…いかがされたのですか?」
ヒスイの登場により、ウルティア、ウェンディの顔にほんの少しの曇りが見える。シャルルもどうなるのかと冷や冷やしている様子であった。少し離れた場所にいる女性陣や魔導士たちも、固唾をのんで2人の会話に聞き耳を立てているようである。
「いえ、その、パーティの方、楽しんで頂けているかなと思いまして」
「ええ、それはもちろ
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