暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D〜赤龍帝と覇龍〜
第一話

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あの時、俺は気付くのが遅すぎた

あの時、俺が止めていれば

――殺される事にも、悪魔なんぞ知らずに済んだ筈だった


pipipipipi!!

後は右手を添えるだけ…

「どっせーい!!」

ガシャン! と音をたてて壊れる目覚まし時計

「あー、またやっちまった」

3代目よ、安らかに眠れ……と、言うわけで

「ダストシュート!」

燃えないゴミの箱に投げ入れる…よし、入った

「さて、何作ろ?」

一人暮らし歴は長いので、炊事洗濯掃除などの家事は一通り出来るようになっている
まだ眠いので、眠気眼を擦りつつ着替え始める。



朝食も食べ終え、身なりなども一応良いはず?
そこに――

「おーい暁斗、一緒に行こうぜー」

『主よ、友人がお呼びだぞ?』

「わーってる、今行くって」

俺こと、龍ヶ崎 暁斗はまだ気だるい体を引きずりながらも、玄関のドアを開け、外へ出る

「よっ、暁斗…って眠そうだな」

「あぁ、昨日買ったヤツやってたからなやはり、アノ人はスゲェよ」

判断力と言いスナイパーの腕。流石は無敵砲台と呼ばれた方だ…

「あの戦争のゲームだろ? そんなに面白いのか?」

「あぁ! ぬるい戦争ゲームより格段に面白いぞアレは! リアルな戦場と人間ドラマ、その他諸々の要素もある……ウチにやりに来るか?」

「お、おう、暁斗がそこまで進めてくるゲームが気になるしな。今週いいか?」

「おう、ジャンク準備しながら待ってるぞ〜」

いかん、朝から熱くなってしまった

「そんじゃ、行きますか」

俺たちは学校――駒王学園に足を進めた



「このお宝を見よ!」

『おおお〜っ!!』

「〜♪」

因みに俺は、首に掛けているヘッドホンで音楽を聴いている為、何が起きているかは知らない…知ってるけど見たくないだけ

「…ったく、そんなもん堂々と広げて、テメェらに羞恥心つーもんがねぇのか?」

ヘッドホンを外し、イッセーのおホモ達の元浜と松田に呆れ気味に話しかける

『誰がホモじゃボケェ!』

コイツら読心術でも使えるのか? ってそうじゃなくて

「あぁそうか、元からコイツらには羞恥心すらなかったんだ…悪い、気付いてやれなくて」

「うるせぇ! こちとら青春を桜花してんだよ!」

お前らの場合は性春だろうがな
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