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人生コンティニューしたらスクールアイドルを守るチートゲーマーになった
17話 Greedyな者
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がいいかもな。」
「前半まではいいとして、後半からは沼津の街と伊豆長岡じゃねぇか!!それ内浦の魅力になってないからな!?」
「でも沼津市内浦じゃん。」
「そんなの言い始めたら、沼津の学校に通っていても同じだろ?」





内浦のスクールアイドルであって、沼津のスクールアイドルではない。おそらくは沼津にもスクールアイドルはいるだろう。それと被ってしまえば、Aqoursは唯一無二ではなくありふれたものになってしまうだろう。そんなことは絶対に避けなきゃいけない。





「ところで何で喫茶店なの?」
「梨子ちゃんがしいたけいるなら来ないって」
「行かないとは言ってないわ!ちゃんと繋いでおいてって言ってるだけ!」
「いや、でも。」
「ここら辺だと家の中では放し飼いの人の方が多いかも。」
「そんな..........」
『ワン!』
「またまた.........」
『ワワン!』
「え!?」





梨子は嫌な予感を感じたのか、数秒硬直する。確かに後ろにいるのは梨子の嫌いな犬???????わたあめだ。でも、しいたけとは違ってわたあめはまだ子犬である。そんなに怖いものなのか............?





「わぁ〜!」
「ひぃ!」
「こんなに小さいのに!?」
「大きさは関係ないの.........その牙!そんなので噛まれたら.........シッ!」
「お前は犬を狼かケルベロスかなんかと勘違いしてんのか!?」
「噛まないよ????ねー!わたちゃん?」
「あ、危ないわよ!そんなに顔近づけたら!」
「そうだ!わたちゃんで慣れるといいよ!」
「????????!!」





千歌が近づけたわたあめは、嬉しそうに梨子の鼻を舐める。犬は何故梨子に惹かれるのか............おそらくは、怖がっているのを喜んでいると勘違いしているというのが生物学的な理由かもしれないな。

理由はともあれ、恐怖の限界が来てしまった梨子は松月にある唯一のトイレにその身を隠す。





「梨子ちゃーん!」
「話は聞いてるから早く進めて!」
「しょうがないな.............才くん、編集できた?」
「ああ.......一応パパッと編集したけども??????そもそもの原材が悪すぎて使い物にならないっての。」
「じゃあ、賑わいのある沼津の街を??????」
「もうサムネ詐欺だろ。」
「何でわかったの!?」
「この3ヶ月くらいで、お前の行動パターンはもう熟知した。」
「それだけ虎太郎を呆れさせてるってことだな!」
「ええ〜!!!」
「ん????????うわっ!終バス来た!」
「俺は歩いてでもギリギリ帰れるからいいかな。」
「じゃあ、俺は先に帰らせても
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