暁 〜小説投稿サイト〜
フェアリーテイルに最強のハンターがきたようです
第6章 英雄感謝祭編
第25話 vsバルファルク
[2/10]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
、氷の強度や攻撃力はベリオロスの方が数段上であり、グレイやリオンが放った氷は悉く破壊されていく。ジュビアがアレンの分身体を倒した程の水魔法による攻撃を仕掛けるが、ベリオロスの身体に届く前に凍らされてしまう。時間が経つにつれ、何とか攻撃を回避し続けた3人も、疲労で足が縺れるなどして、1撃をその身に受けてしまう。特にジュビアは直撃を喰らい、その場から動けない状況であった。そんな折、ベリオロスの跳躍による突進攻撃がジュビアを襲う。ジュビアは恐怖をかき消すかのように目を瞑るが、何時まで経っても自身に降り注がない衝撃にゆっくりと目を見開く。グレイが庇う形でジュビアを守ったのだ。ジュビアの顔や体にグレイの血がまとわりつく。グレイは、ベリオロスの鋭く強大な牙に、腹を貫かれていた。ジュビアは瞳孔が開きっぱなしで、放心する。リオンがベリオロスを引き付けようと攻撃を繰り返し、グレイが倒れこむのと同時に、ジュビアの周りに圧倒的な魔力が吹き荒れれる。ジュビアの怒りによる魔力上昇であった。それは、ジュビアの水を、本来水として存在できない温度にまで上昇させる。ベリオロスの氷化をものともせず、攻撃がベリオロスの身体へと届く。圧縮された水の刃は、ベリオロスの身体をいともたやすく切り裂き、ベリオロスの胴体と首を切り離す形で勝利を収める。戦闘終了後、グレイの腹にぽっかりとあいた大穴をリオンの氷で凍らせ、ウェンディ含め、治療できる者や場所へと急いで運んだ。

炎戈竜アグナコトルに相対したのは、妖精のウル、ウルティア、剣咬のミネルバ、ローグ、スティングの5名。戦闘開始時に、互いに自己紹介をする中で、ミネルバがアレンと知り合いであること聞いたウルとウルティアは一瞬怪訝な表情をみせるが、詳しくは状況を考えて先送りとした。また、ローグとスティングは若干14歳ながらも、影と光の滅竜魔導士ということもあり、皆で攻撃を加え、倒すという作戦になった。この竜襲来戦において、もっとも竜を圧する戦果を挙げた5人でもあった。ウルティアは、アグナコトルの攻撃が地面をも潜って繰り出されることに加え、スピードも無視できないものであることから、時のアークの覚醒、未来予知によってアグナコトルの動きや攻撃の瞬間を皆に伝えるという形で支援に回る。それをあり、5人全員が無傷とはいかなくとも、攻撃の直撃は避けられる。また、ミネルバの任意の空間を爆発させる魔法が大きく活躍し、アグナコトルを怯ませることに貢献する。ウル、ローグ、スティングが連続で魔法を繰り出してダメージを与えつつけ、重傷者を一人も出さずに勝利を収めた。

アレンからの通信を終え、どの位置に、どのモンスターが出現したかを理解したヒノエとミノトは、バルファルクを除き、その中で最も危険な龍の元へと赴いた。名を鋼龍クシャルダオラ。バルファルクと同じ古龍種であり、まず普通の人
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ