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フェアリーテイルに最強のハンターがきたようです
第6章 英雄感謝祭編
第24話 竜種vs魔導士2
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おおおおおお!!!」
そんな時、リオレウスが「ガァッ」と一瞬怯む。オルガが連続で与えていた黒雷に怯んだのだ。ブレスの威力が弱まる。
ラクサスはそれを見逃さず、最後の力を振り絞り、突き進む。
「いけええええ!!!!!!」
オルガがラクサスにそう叫ぶと同時に、ラクサスの拳がリオレウスの頭を打ち砕く。瞬間、圧倒的な雷の波動が生まれ、リオレウスは断末魔に似た雄たけびを上げ名ながら、その場に崩れた。

「なんなの…こいつ…」
「き、気持ち悪いです…」
「ええ、間違いないわ…」
ミラ、ウェンディ、シャルルの3人?が声を漏らすのは、目の前にいる竜に向けてのものであった。全身真っ白に覆われた皮膚とも呼ぶべき身体は、ブヨブヨとした肉質が覆っている。何よりも、奇妙なのはその顔である。
「奇怪竜…フルフル…」
「目がないです…」
ミラがその竜の名を口にすると、ウェンディは今にも泣きそうな声でその特徴を口にする。
刹那、そのフルフルが大きく咆哮をあげる。
「キキャアアアアアッ!!」
「ああっ!!」
「ひゃあっ!!」
「うっ!!」
フルフルの咆哮は、甲高く大きなもので、3人の耳を襲う。
直後、フルフルが大きく身震いをすると、その気色の悪い顔を振り、地面へとたたきつける。すると、口から電撃球のようなものが3つ発生し、それぞれ3人を襲う。
ミラは跳躍して民家の上へ退避し、ウェンディはシャルルのエーラの魔法によって回避する。
「電撃ッ!」
「それも相当強力よ」
「目はないけど、気配で私たちのことを察知しているみたいね…」
3人はそれぞれそんな風に観察をしながら、攻撃開始の狼煙をあげる。見た目はキモくても、列記とした竜である。油断はできない。ミラジェーンはサタンソウルを解放し、ウェンディも魔法を放てるように魔力を込める。
「確かに気配で私たちを察するのはすごいけど…」
「動きはそんなに速くありません!」
ミラはイビルエクスプローションを、ウェンディは天竜の咆哮を放ち、攻撃を仕掛ける。その攻撃を察知してか、フルフルは全身から電撃を放電した。バチバチッと放電した電撃は、2人の攻撃をガードするようにかき消してしまった。
「「!?」」
「そんなっ!2人の攻撃が!」
フルフルは放電を終えると、匂いを嗅ぐように首を左右に振る。
「これは一筋縄じゃいかないわね…」
「はい…っ!?」
自身とウェンディの攻撃を防がれたミラは、悪態を付きながら再度魔力を込める。そんな様子を見て、自分も魔力を込め始めるウェンディであったが、あることに気付く。
「(この竜…ミラさんを察知してる…いや、まさか…)」
ウェンディはフルフルがミラを察知したのではなく、すでに攻撃の準備をしていたことに気付く。
「ミラさん!!避けてください!!」
「っ!!」
ウェン
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