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フェアリーテイルに最強のハンターがきたようです
第5章 修行編
第18話 修行
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衆復活よ!」
ラクサスがアレンの言葉に感銘を受けていたが、それをビックスローとエバが遮るように言葉を掛けていた。そんな中、フリードがアレンへと近づき、泣きながら抱き着く。
「アレン!!あんたって人は!!ありがとう!ありがとう!!」
「だー、何すんだフリード!涙と鼻水で汚れるだろーが!!」
抱き着いてくるフリードを何とか引きはがそうとするが、フリードのラクサスへの愛による力は非常に強く、中々引きはがせずにアレンは戸惑いを見せる。
そんな様子を、ウルをはじめ、特定の女性陣がじとっとした目で見つめていた。
「むぅ…4代目がそういうのなら…従うまでじゃ…それに、アレンが後見人ならば問題なかろう…」
マカロフは「異議あり!」といった様子であったが、仕方ないと受け入れる素振りを見せる。だが、そんな素直ではないマカロフの様子に、ミラとリサーナが顔を合わせて苦笑いを浮かべる。
『2つ、アレン・イーグル氏を、5代目フェアリーテイルマスターに任命する』
またもや皆の目がパチクリとさせる。その内容を聞き、意味を飲み込んだアレンはというと、
「な、なんだとーーーーーーー!!!!!!!!」
アレンはようやくフリードを引きはがすことに成功し、落ち着いたと思った矢先に、思わぬ爆弾が降ってきたため、驚愕の声を上げる。
「おお、アレンがマスターか、そいつはいいな!」
「俺も賛成だ!!」
「アレンなら、安心して任せられるな」
ナツ、グレイ、ジェラールが、素晴らしい提案だと言わんばかりに頷き、賛同の意を表していた。
「ちょっとまて!俺は絶対に嫌だからな!!ギルダーツの野郎!!!今から追いかけてぶっ殺…いや、連れ戻してマスターをやらせてやる!!!!!」
アレンは、ムッキーと猿のように怒りを露にし、ギルドを出ようとする。だが、手紙を読み上げているマカロフが強調するように声を張り上げたことで、アレン含め、皆がもう一度耳を傾けた。
『ただしっ!…アレンの第一声が「嫌だ」というものであった場合は、マカロフ・ドレアー氏を5代目フェアリーテイルマスターに任命する』
「って、またわしか!!アレン、どうしても嫌なのか!?」
それに対し、またしても酒場に爆笑が生まれる。笑いながら、リオンが一言。
「まあ、そのままってことで、それはそれでいいんじゃないか?」
アレンは、マカロフがまたマスターをやるということで、落ち着きを取り戻していた。
「なんだ、アレンがマスターということでいいではないか」
「私もそう思うわ。きっとすばらしいギルドになるわよ!」
「私も、アレンがマスターというのは賛成だな」
エルザ、ミラ、カグラがそんな風にアレンに声を掛けるが、それを皮切りに、思いっきりアレンに睨まれたことで、ビクッと身体を震わせる。
「もし、そうなったら…俺はギルドをやめてやる
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