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フェアリーテイルに最強のハンターがきたようです
第4章 姉妹編
第17話 姉妹
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ミノトはしょんぼりとした様子でアレンに言葉を掛けた。
「ちっ!余計な事しやがって……、だが、俺の負けだ…」
「ほう?随分素直じゃないか…」
アレンがラクサスを挑発するように言葉を発する。
「あんたが最後の攻撃を防いでくれなかったら、俺はやられてた」
ラクサスの言葉を聞いた、マカロフが、苦笑いをしながら勝者を宣言する。
「勝者!ミノト!!」
ギルド裏の広場に、再度、大きな歓声が上がった。

ヒノエとエルザ、ミノトとラクサスによる手合わせが終わり、皆が酒場で大騒ぎをしていた。
「それにしても、あそこまで強いとはのぅ…さすがはアレンの姉ちゃんだな…」
「2人そろえば、ギルダーツにも勝てるんじゃないか?」
「アレンともいい勝負ができそうだな!」
マカロフの言葉に、エルザ、ナツが続けて答える。
「ふふっ!ありがとうございます♪」
「ですが、姉さまも私も、戦闘はあまり好きではありません」
「あんなに強いのに、もったいないわね…」
ヒノエとミノトの言葉に、ウルティアがどこか残念そうに答える。
「まあ、確かに2人はカムラの里でもハンターじゃなかったからな」
「ハンター?ってたしかアレンもそうなんだよな?」
「ハンターじゃなかったって、2人は一体何をしていたんだ?」
2人の言葉を補うように、アレンが言葉を発すると、グレイとウルティアが疑問を投げかける。
「私たちは、アレンさん含め、ハンターの皆さまのクエスト依頼の仲介をしておりました」
「フェアリーテイルで言うところの、ミラ様の立場ですね…」
その疑問に対し、ヒノエとミノトが優しい口調で答える。
「ミラみたいに受付の仕事をしてたなら、なんでそんなに強いんだい?」
「ふふ、それは私たちも一時期ハンターを目指していた時期がありまして、そのためですね」
「加えて、里を襲ってくるモンスターや竜との戦いでは、私たちも参戦することがありましたので」
カナも同じように疑問を投げ、ヒノエとミノトが答える。
「なるほどな…モンスターやドラゴンと戦ってたなら、その強さも納得だな」
「つまり、必要な時には戦うけど、それ以外は受付をしていたってことか…本当にミラみたいな感じなんだな…」
グレイとカグラが納得したように言葉を発する。
「ええ、ですから、フェアリーテイルにおいても、そのように振舞わせて頂こうかと」
「もちろん、必要があれば戦いますので、ご安心ください」
「まあ、それが姉さん2人にはお似合いですね」
ヒノエとミノトの提案に、アレンが同調を示す。
「ドラゴン?なあなあ、お前ら、イグニールがどこにいるか知ってるか?」
竜という名前に、ナツが食いつき、興奮したように2人に詰め寄る。
「んー、イグニールですか?聞いたことのない名前ですね」
「同感です、姉さま。ちなみ
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