デートしてくれま・す・か〜
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い渡され・・・凄い表情を見せて本部に帰っていった。
「いや、予想外にナイスだな、キリト」
「・・・サキ?」
背後から声をかけられ、固まる。
「・・・どうしてここにいるのかしら?」
「・・・め、目元が笑ってませんが・・・」
久々だよ、笑ってるのに笑ってない表情。
「リズとの約束は?」
「事情を話して納得して貰いました・・・」
「何で着いてきたの?」
「その、心配でして・・・」
「何か言う事は?」
「・・・ごめんなさい」
アスナの迫力に圧され、逃げようとしたら・・・
「さぁ〜きぃ〜・・・!」
・・・亮が凄い表情で来た。
「先に行くなよ!不審人物扱いされたろ!?運悪く俺の事知らない観光客ばっかだったし!」
「あはは・・・いや、悪い悪い」
「あのな・・・!」
「コウハ君も・・・?」
亮の顔が強張る。
「わ、悪いアスナ。咲に無理矢理連れてこられたんだ!」
「あ、テメ!なに逃げて・・・!」
アスナは・・・ため息を吐いた。
「・・・えと、ごめん」
「・・・もう、いいよ」
結局俺達も着いていく事になったが・・・まあ、距離は置く事になりました・・・
亮〜
なんだかんだで迷宮区。・・・それなりに苦戦するかな、と思ったが・・・
「やあっ!」
アスナの連撃で骸骨のモンスターのHPが減少する。しかも攻撃を全て回避するなど、二年前まで一般人だったことを考えると凄い能力だ。
「キリト君、スイッチ行くよ!!」
「お、おう!」
一言で言うなら“美しい”といった感じか。まるで思春を見てるようだった。キリトも若干見惚れながらもアスナと協力してモンスターを倒す。・・・解ってくれたと思うが・・・
「・・・暇だな」
「・・・ああ」
俺らの空気具合が酷い。着いてくる必要は絶対なかったと思う。アスナにとっちゃ俺達はお邪魔虫に近いだろうし。
「(・・・まあ、でも)」
お隣の御友人の心配性っぷりが素晴らしいので、付き合うことになったのだ。・・・やれやれ。・・・そんな感じで進んでいたら、大きな扉が目に入った。
「・・・これって、やっぱり・・・」
「多分そうだろうな・・・ボスの部屋だ」
「・・・どうする?覗いてみる?」
俺の言葉に咲が頷く。
「入ってすぐ逃げれば大丈夫だと思うから・・・俺達が先に行くぜ。いざって時は転移結晶使えばいいしな」
ボスモンスターはその自身が存在する部屋
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