暁 〜小説投稿サイト〜
真似と開閉と世界旅行
デートしてくれま・す・か〜
[2/6]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
に、パーティーメンバーってのは、助けよりも邪魔になることのほうが多いし、俺の場合」

キリトはそのまま話題を終わらせようとしたのだが・・・一言多かった。

「あら」

ヒュン、と目の前を何かが通り、キリトの目の前にアスナが突き出したナイフがあった。・・・ろくに反応出来なかったんだけど。

「・・・解ったよ。あんたは例外だ」

「そ」


アスナはそのままナイフを指で回しながら・・・キリトと咲にとってはとんでもない事を言い出した。

「なら、しばらくわたしとコンビ組みなさい。ボス攻略パーティーの編成責任者として、君がウワサほど強いヒトなのか確かめたいと思ってたとこだし。わたしの実力もちゃんと教えて差し上げたいし。あと今週のラッキーカラー黒だし」

「「な、なんだそりゃ!」」

キリトとサキがそう叫びながら・・・

「んな・・・こと言ったってお前、ギルドはどうするんだよ」

「うちは別にレベル上げノルマとかないし」

「じゃ、じゃああの護衛二人は」

「置いてくるし」

「さ、サキだって黒・・・」

「明日リズと用事があるんだって」

「あ・・・」

サキがそれを聞いて顔をしかめる。コイツとしては一日だけでも二人きりは避けたいのだろうか。

「最前線は危ないぞ」

キリトが口を滑らせ・・・まあ、再びナイフが煌めいて、キリトは了承せざるを得なかった。

「・・・素直にデートして下さいって言えばいいのに(ボソッ)」

「・・・っ!?」

ガツン、とアスナに脛を蹴られる。・・・今の勢い、現実でやられたら数分悶えていただろう。

「・・・」

ふと思った。・・・茅場晶彦はこんな世界を作りたかったのだろうか・・・分からない。そして翌日・・・
















































「・・・んで、何をやってんだ?咲」

咲に朝早くたたき起こされ、キリトとアスナの待ち合わせ場所(から離れた位置)に連れてこられて来た。


「つか、リズと用事あったんじゃないのか?」

「・・・まあ、事情を話したら了承を得られたよ」

「・・・ったく。こっちはシリカと約束があるんだけどな・・・」

シリカとは珠にメッセージを飛ばしあう・・・所謂メル友みたいな感じになっていた。

「メッセージなんて何時でも飛ばせんだろー?」

「・・・まあ、こっちも平謝りして許してもらったから、今日はフリーだけどさ」


『ほんと、アスナが関わると面倒ね・・・』

『まあ、仕方ないッスよ・・・』

二人も苦労しているようで
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ