第2章 天狼島編
第8話 おかえり
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か?」
カグラが口を開いた。
「いや、昔はよ、5人ともちっちゃくて可愛かったのに、まさか、支えて貰うくらい大きくなってて、ちょっと感慨深くてな…」
そんなアレンの言葉を聞いて、5人はさらに顔をぼっと赤らめる。
「だけどよ…」
アレンは途中で言葉を止める。
「だけど、何さ」
カナが先の言葉を聞こうとアレンを急かす。
「大きくなっても可愛いのな、みんな」
そういってアレンはニカッと笑った。アレンは、小さくても大きくても、自分の子どもみたいで可愛いという意味で言ったのだが、残念ながら、5人はそう捉えるはずもなく…。
プシュー――、とオーバーヒート状態となり、キャンプに戻るまで、一言もしゃべれず、一回もアレンの顔を見ることができなかった。
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