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フェアリーテイルに最強のハンターがきたようです
第1章 始動編
第3話 エーテリオン
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モドリ玉が時空を超えてしまったことw理解した。アレンはゼレフに自分が100年後の世界の人間であることと、元の時代に帰りたいことを伝えると、協力すると言ってくれた。ゼレフもまた、アレンという存在に強く惹かれ、一緒に行動したいと思ったのだ。
そうして黒魔導士ゼレフと魔導士のハンターアレンという不思議なコンビは様々な研究を行っていくのだった。

その頃、アレンのいる時代から100年後の元居た世界。
フェアリーテイルには、新しい仲間、ルーシィーが加入した。ルーシィーは昔、アレンに助けてもらったこともあり、フェアリーテイルに加入するのが夢だったのだ。ひと悶着ありながらも無事にフェアリーテイルに入ることができたルーシィーは、カウンターにいるミラにアレンの話を聞く。箱入り娘だったルーシィは、世情に疎く、なぜアレンが死に至ったのかを知らなかったため、ミラの、「評議院の攻撃に巻き込まれて死んだ」という言葉に、酷い怒りを覚えた。
だが、ミラ含め、多くのメンバーはアレンが今もどこかで生きており、必ずフェアリーテイルに帰ってくることを信じていた。
ルーシィーはその強い信念に心打たれ、「私もアレンさんに会いたい!」という気持ちが芽生えた。

アレンとゼレフは様々な方法で、未来へ行くための研究を行っていた。アレンは自分の居るべき場所に帰るために、ゼレフは溢れる知識欲を満たすために、目的は違うが互いに協力していた。そして、4年の月日が経った。その間、アレンは自身の持つザ・ナイト以外の魔法についても調べ、いくつかの魔法を習得したほか、女神より与えられたもう一つの魔法も併せて、熟練度を増すように鍛錬した。
「おそらくこれで戻れるはずだよ」
「ゼレフが自信をもって言うなら間違いないだろう。ここまで長かったな」
そう言ってゼレフが手に持つ玉のようなものを見る。アレンが出せるモドリ玉はなぜかどこへ移動するか分からず、ゼレフの魔法を交えながら効果を特定させようと研究を繰り返してきた。そうして得られたデータをもとに、アレンが行きたいという時代へ移動する手段を作りだすことが出来たのだ。
「これでお別れだね。僕にとって君は初めての友人で親友ともいえる存在だった。そんな相手に頼むことではないのはわかっているけど、僕を殺してくれないか?君と過ごした時間以上の喜びは、もう味わえるとは思えないんだ。それに、僕はこの先何をしでかすかわからない…。ならいっそ今君の手で…。そう、僕はもう満足したんだ」
そう言ったゼレフにアレンは詰め寄った。
「そんなもんまだわからないだろう。この世界はまだまだ未知に溢れてる。もっと楽しいことなんていくらでもあるさ。それでも死にたいのであれば自分で方法を探せ。本当にどうしようもなくなったら未来の俺に頼め。そして、もしお前が大きく道を踏み外したとき…その時は友と
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