第1章 始動編
第2話 旅路
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いう提案に、ウルティアが乗る形でフェアリーテイルに加入を勧めた。
更に、盗賊に襲われている金髪の少女ルーシィを助けたり、親からひどい特訓を受けていた少女ミネルバの話を聞き、守りの護符を上げたり、ケガを負っていた銀髪の姉妹、ソラノとユキノを助けたりなどしながら旅を続けていた。
アレンは様々寄り道をしながらも、2年かけて10年クエストをすべて達成し、ギルドへとかえろうとしいた。だが、先のアクノロギア含め、三天黒龍の情報を一切得られなかったことから、次は100年クエストに期待する形で帰路についていた。
その頃、フェアリーテイルでは、アレンの助けた人たち含め、今日も大賑わいでった。
そんな賑わいの中で、一際目立つ集団がいた。ウル、ウルティア、ミラ、カグラ、エルザ、カナであった。内容は、誰がアレンに女性として認識されているか、という者であった。この6人は、皆アレンに救われたり、修行をつけて貰ったりしていたため、皆がアレンに強い恋心を抱いていたのだ。
加えて、もう一つ騒がしい集団があった。ナツとグレイが喧嘩をしている様子であった。ナツは最近ギルドに入った男の子で、アレンよりも強いと豪語しており、それをグレイが「お前が勝てるわけないだろ」と言い合っていたのだ。それをなんとか宥めようと、ジェラールとリオンが様子を見ているという状況であった。
そのな折り、マカロフが「騒がしい」と一括し、話しを始める。どうやら、フェアリーテイルのメンバーは仕事の度に色々な物を壊し足りなどして、必要以上に被害を出しているらしい。マカロフがそれを言い放った後、お咎めがないのは、アレンが被害を出さずに10年クエストを完遂しているからだと付け加える。それを聞き、皆が落ち込む。そんな様子を見たマカロフは、アレンが帰ってくるという情報を皆に伝える。すると、皆の表情はパアッと明るくなり、またもや騒がしくなった。
アレンは、マグノリアの街に着くと、ギルドを目指して歩き始めた。
そうしてギルドに着くと、皆から「おかえり〜」と嬉しそうに声を掛けてくれた。アレンは「おう、ただいま」と返すと、マカロフのところへ行った。軽い挨拶を躱し、クエスト達成と暫くはこの街に滞在する旨を伝えた。マカロフから、新しく入ったものにも含め、挨拶をしてこいと言われたので、向き直って声を掛けようとする。すると、薄い赤髪をした少年ナツに声を掛けられる。どうやらアレンと勝負がしたいようであった。アレンは交流の意味も含め、勝負を受けた。
アレンはナツの攻撃を躱したり、適当にあしらっていた。暫く戦闘を続け、もういいかと思ったアレンは目にも止まらぬ速さでナツに近づき、首元に片手剣を突き付ける。ナツはその瞬間、勝てないと察し、降参する。落ち込んでいるナツであったが、アレンから「お前はもっと強くなれる」と言葉を掛けられ、機嫌
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