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フェアリーテイルに最強のハンターがきたようです
第1章 始動編
第1話 異世界
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を持つものだと感じた。
「貴様は何者だ…」
「へえ、しゃべれるのか…だが、こっちの質問が先だ。お前がアクノロギアか?」
アレンの言葉に、アクロノギアの動きが止まる。
「我を知っているのか?」
「ああ。まあ、知ったのは今さっきだけどな。俺はアレン、アレン・イーグル」
「アレン…貴様の力は危険だ。我を脅かす力を秘めている」
アクノロギアは、威嚇するように翼を広げる。
「お前、ミラボレアスとアルバトリオンを復活させて何をする気だ?」
その瞬間、アクノロギアの気配が変わるのを察知した。
「…貴様、そのことをどこで知った?」
アレンはニヤッと笑った。そうやら、あの女神の言葉は本当だったようだ。
「さあね、俺に勝てたら、教えてやるよ」
なぜ我の野望を知っている?黒竜は少なからず恐怖を感じた。この男は、存在してはいけない。この男は生かしておいては危険だ。確実にここで屠らなければならないと。
その時アレンは電流が走ったような感覚を覚えた。魔法というものの感覚を感じた。
「(魔法が使える!)」
そう感じたアレンは右手に意識を集中した。すると、一つの大きな太刀と呼ばれる武器が出現した。
黒刀【終の型】。
切れ味に特化した太刀で、あらゆるものを切り裂く強力な刀である。その刀を見てアレンはニヤリと笑みを浮かべて、刀を背に背負い竜に向かって駆け出した。
向かってくるアレンに対し、黒竜も体勢を整え、アレン身体を潰そうと腕を振り下ろした。
「ドカアアアアアアアアアァァァァァァァァァ!!!!」
竜の一撃は地面をえぐり、木々を吹き飛ばし、アレンを押しつぶしたかに見えたその一撃は島を割らんばかりの威力を誇っていた。
しかし、アレンは様々なモンスターとの戦闘経験から相手の攻撃場所を予測し、事前に回避、そして背に背負う太刀を引き抜き、黒竜に向かって勢いよく振り下ろした。すると、「ブシャアアアア」と血吹雪をあげ、黒竜の体を切り裂いた。
「ゴアアアアアアアァァァァァァァァァァァァ!!!」
竜は予想だにしない一撃に、悲鳴をあげるのと同時に、恐怖を覚えた。
「どうした?たった一撃食らっただけだろう?俺をそこらの人間と一緒にするなよ?おれはモンスターハンター…お前を狩るものだ!」
黒龍から少し離れた位置に控えていたアレンは、そう言って口元に笑みを浮かべた。
「…滅竜魔導士でもない人間が我に傷をつけるとは…貴様は危険!危険!!危険だー!!!」
黒竜にとってそれは、存外に油断をしていれば死ぬぞと、そう言われたように感じた。
「ガガアアアアアアアアァァァァァァァァァァ!!」
黒龍は怒りを覚え、は全身から圧倒的な力を発しながら、大きく咆哮をし、再度アレンへと身を向かわせる。
「こい!!格の違いを教えてやる!!」
そう言ってアレンも、黒竜に向かって駆け出
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