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インフィニット・ストラトス 〜五年後のお話〜
学園生活
第十一話 師匠とか天災とか
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うだよ、お前の愛しい愛しい師匠が会いに来てやったぞ」


「・・・久しぶりの再開がこれかよ」



例え再開できて嬉しくてもこの痛みで吹き飛ぶだろう。




「というか何故鳩尾を・・・?」


「んー?お前がもし叫んだりしたら面倒だからね」


「そんな理由で全身傷だらけの俺に攻撃したのかよ・・・」


そんな理由で弟子を攻撃する師匠。ひどすぎる。


「というか何でこんなところに来てるんですか・・・?」


「だから弟子に会うためだよ」


「あ、嘘はいいんで」



「嘘ではないんだけどな・・・ま、本命は仕事だよ。ついでにお前が成長したか見に来たんだよ。あんまり成長して無くて残念だったけどね」


「? まだ俺が戦ってるとこ見せてないでしょ?」


「あ、そういえば言ってなかったな。今日の無人機は―――」





「あーーーーーーちゃーーーーーーん!!!」





師匠が話している途中にいきなり窓からニンジンが突っ込んできた。





部屋の中に勢いよくガラスの破片が飛び散る。




突っ込んできたニンジンは床に突き刺さり止まる。


「一体何が!?」


「あー心配すんな。知り合いだから」


「知り合い!?」

正直ニンジンで突っ込んでくる知り合いは御免である。



そんなことを話していたらニンジンから煙が出てきて二つに割れる。



その中から出てきたのは一人の女性だった。


「あれ?この人は・・・」



「やあやあやあやあやあ、みんな大好き束さんだよ!!」



「やっぱり・・・篠
しの
ノ之
のの
束だ・・・」


何故全国指名手配の人がこんなところに?


しかも師匠さっき知り合いって言ってたよな?


「束・・・仮にも指名手配されてるんだから少しは気をつけなよ・・・」


「大丈夫だよあーちゃん!世界の警察如きに私は捕まらないからね!」


「まあそれもそうだね・・・」


「おや?そこのベットにいるのはあーちゃんの弟子かい??」


「ああそうだよ」


「やあやあ君が西条輝龍君かな??」


「あ、はい。そうですけど・・・」


「じゃあ君のISを見せてくれないかい?束さんはいっくんの『白式』と同じで興味津々なのだよ」


いっくん?織斑先生のことか?


「あ、はい。別にいいですけど・・・今はちょっと勘弁してもらえますか?さすがに今はこの怪我で展開できないんで」


「別に展開しなくていいよ、きっくん」


「きっくん!?」



「束は
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