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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第六話 超地球救済戦記G断罪王! 戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!極悪非道な人類から宇宙船地球号を守れ!自分の子供を餓死および虐待死させるような人間は恋愛もセッ●スもするな!ペットの餌を買う金がねぇのにペット飼うバカがいったいどこにいるんだよ?なぁ?なぁ?なぁ?
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 そしてその辞書のようなもの、終末黙示録が俺の顔面に直撃した瞬間、俺の脳内にあらゆる情報が流れ込んできた。
 「そうか…そういうことだったのか…」
 俺の脳内に流れ込んできた情報について俺はどう説明すればいいのかわからない。つまり説明はできないが、確かに理解したのだ、全てを、そう俺は全てを理解した。
 「そうか…やはりそういうことなんだな?」
 「そうだ…そういうことだ…では始めなさい」
 「シンゴォォォォォォォォォォォォッ!」 
 俺は先程まで竹刀で素振りをしていた住宅街の道で終末黙示録に記されていた呪文を叫んだ。
 そして次の瞬間、俺の身に着けていた衣服は一斉に全部切り裂かれ、目を開けると全身真っ黒な巨人と化していた。 
 そして足元を見ると、俺の両親が住んでいる家や近所に住んでいる学生時代好きだったメス、ミサキちゃん、学生時代に俺を苛めていたヨシキの家もぺしゃんこになっていた。
「よっしゃあっ!ざまぁみろ!バーカ!死ねバーカ!イエイ!イエイ!イエイ!イェェェェイッ!ハァァァァァァッ!」
 断罪王と化した俺の足がかつて俺に対して極めて失礼な態度をとった俺の両親とミサキとヨシキと俺と何の関係もないクソ野郎どもの命と家族と居場所を踏みつぶしていたことを確認した俺は歓喜の呪詛を青い空に向かって放った。
 「自分の親やなんの罪のない人間たちの命を奪ったというのに石川マサヒロはずいぶんと平気そうですね…」
 俺の脳内に俺と一つになったメシアが語りかけてきた。
 「平気?ああ、平気だぜ!母さんも父さんもあの大多数の認識を共有することが正しいと思ってる馬鹿どもが開発した四角い電子機器から放たれる少数派の人類がこの世で生きていくのを否定するような思想を強制する呪詛に心を蝕まれ今の俺を否定し続けた!血のつながった家族なのにな!ミサキちゃんは俺のことを好きになってくれなかった!一つになってくれなかった!ヨシキは言葉と暴力で俺の存在を否定した!強制的に終末黙示録を学習させられた俺は全てを見た!全てを悟ったのだ!断罪王と化した俺は神だ!それが過去であろうと未来であろうと、神である俺を否定するものはみんなぶっ殺してやる!そうだ断罪してやるんだ!俺は断罪王!俺が馬鹿で愚かでクソみたいな人類を地球上から一人残らず滅ぼしてやるぜ!そう…この地球のためにな」
 全身が黒色の超巨大ロボット断罪王と化してテンションマックスな俺は勢いででんぐり返しを繰り返し、付近の住宅と住民を破壊し続ける。
 「ぼあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああんあッ!」
 新世紀の神にして断罪王である俺が気持ちよくなっていると、足元で血塗れで体から内臓が飛びだしている母親の死体を抱いた少年が急に叫びだした。
超先進国
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