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IS 転生白書 オリ主が奏でる新しいインフィニット・ストラトス
ちょっとの背伸び!
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第25話 ちょっとの背伸び!
「あははっ、それは残念だったね」
「本当だわ。あと3センチ手前だったら俺の勝ちだったんだけどな」
「それにしても、凄いよね拓夢君」
「何が?」
「何がって、ISのことに決まってるじゃん。まだ動かしてから一ヶ月とちょっと、それだけしか経ってないのに、代表候補生と張り合えるくらい上手なんだもん。・・・ちょっと嫉妬しちゃうよ」
清香が最後に呟いた言葉は、聞こえなかったことにした。
多分、思っていても俺には聞いて欲しくない言葉なんだろ。
性格上、言いたい事はズバッと言うからな。
夜。俺と清香は第三アリーナから出たところだった。
時刻は八時を過ぎた頃。既に日も沈んでて、外灯の照明が唯一の明かりってな。
今日は清香の特訓に付き合っていた。
ラファールリバイブ。疾風の再来だったか?そんな意味の機体。
これを借りるのに書類を書くのが面倒で、俺は専用機持ちでよかったとつくづく思ったね。
折角借りることが出来たんだから、練習付き合ってと清香に頼まれて。
まぁ俺もアリーナ予約してたからそれを承諾。とりあえず、基本的な動きと飛行を少しだけやったところで時間切れだった。
やってる最中、どうしても飛行で上手く行かなかった清香が、若干ネガティブになるのは仕方が無いと思う。
俺もコイツの立場だったらそう感じていただろうし。
「ま、俺の場合はやらないと駄目って所があったからな。清香も、練習すれば絶対出来るようになるって。俺が保障しちゃる」
「本当?・・・本当に、できると思う?今日のあの動きを見て」
確かに、飛行を最初に行った時は危なかった。
もう少しでアリーナの壁に激突するところだったからな。
「勿論。ここだけの話、俺が最初に飛んだときってもっと危なかったんだよ」
「えっ、それって・・・」
「まぁ聞いとけって。俺が最初に飛んだのって、一夏がIS動かして二日後のだったんだ」
近くにあったベンチに腰掛ける。横に、清香を誘うと、座ってくれた。
そう、あれは今から一ヶ月以上前の話。
受験の日まで遡る。
一夏がISを動かしたことで大騒動になった政府は、すぐさま身近な男子にIS適正試験を受けさせた。
当然、起動できる奴なんて居ない筈だったんだが、俺がひっかかった。
すぐさま呼び出されて、打鉄に乗せられたんだ。場所は政府が用意した特殊アリーナ。
そこでいきなり放り込まれた俺は、訳も分からないまま説明を聞いて飛ぶことになった。
いきなり飛んで成功するわけなんて無く、俺は少し浮いたあたりで怖くなって焦って、んで壁にぶつかって
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