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IS 転生白書 オリ主が奏でる新しいインフィニット・ストラトス
ちょっとの背伸び!
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がセシリアに近づいて、おでこに手を当てようとした時。
『一夏っ!いつまでそんなところにいる!早く降りてこい!』
何故か真耶先生のインカム奪った箒が、何故かタイミングよく怒鳴っていた。
にしても、俺達がここに居るのは千冬さんの指示だし。
箒、そんなことしたら制裁が・・・。
『何をしているか、この馬鹿者が』
『す、すみませっ!?』
ほら、殴られた。頭をグーで。あれは痛い。
「相川、織斑、オルコット、急降下と完全停止をやって見せろ。目標は地表から10センチだ」
「了解です。では一夏さん、拓夢さん、お先に」
「まぁ待て」
先に下りようとしていたセシリアを止める。
「なんですの?」
「どうせだから勝負しようぜ?」
「勝負?何の勝負だよ」
「ルールは簡単だ。誰が目標である地表から10センチのところに一番近づけるか。勝者はビリからジュースおごりってのでどうよ?」
「いいですわね。では、わたくしが先頭を勤めさせていただきますわ!」
「じゃ、俺二番目で。一夏がトリだぜ、頼んだよ」
「うぇ・・・、俺が最後かよ」
とまぁ、俺から勝負をもちかけた。
こういう事って、何故だか勝負にしたくなるのが俺の性ってな。
セシリアは上手いこと急加速から着地を決めた。
結果はどうだ?
『お二人とも、わたくしは13センチですわ』
おお、たったの三センチかよ。誤差少ないな。
「なにっ!たったの三センチかよ。誤差少ないなセシリア」
一夏が同じこと考えていたようだ。
次は俺の番だな?
「さて、いきますか」
加速。
イメージはツバメだ。
急降下をしてから地表近くでいきなり水平になるイメージ。
いけっ!
「・・・相川5センチ。ギリギリすぎだ、気をつけろ」
「はい、練習します・・・」
ぎりぎりで行き過ぎた。
結果はマイナス5センチ。セシリアに負けちまった。
「ふふ、どうやら今回はわたくしの勝ちのようですわね?」
「そうだな。今ん所、1−1で引き分けか?」
「そうですわね。これでようやく同じですわ」
「あとは一夏だけど」
「どうでしょうか、一夏さん・・・」
結果は既に決まったも同然だがな。
いや、だけどもしかしたら一夏が勝つかもしれない。
ほら、ビギナーズラックが・・・・
ギュンッ──────ズドォォンッ!!!
「「・・・・・・」」
一夏、マイナス2m。
勝者、セシリア・オルコット。
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