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IS 転生白書 オリ主が奏でる新しいインフィニット・ストラトス
ちょっとの背伸び!
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らった事なんだけど。どうやら俺の操縦方法はマニュアルだったらしい。
千冬さんがこの間の朝練で、もうそろそろいいだろう、と言ってから教えてくれた。
例えるなら車かな・・・。
オートマだと、ギアの切り替えなんかは自動でやってくれるだろ?それと同じ。
ISもマニュアルだと、自分でスラスターの切り替えやPICの制御などを意識していないといけないんだ。その分、オートに比べてより高度な操縦技術が必要とされる。
メリットとしては、高度な技術が必要な分、高度な動きが可能って事。
最初のうちはオートでやっていくことが多いんだけど、そこが千冬さんの凄いところ。
どうせマニュアルになるなら最初からやれ。って鬼ですかっての。
流石にPICを使ったことが無いとイメージが湧き辛いから、本当の最初にはオートで飛ぶのを認めてるらしい。俺は一夏が試験会場でばれた後に一回。入試の代わりにあった教官とのバトルで一回使ってるから十分なんだと。
「よし、飛べ」
「お先に失礼しますわ!」
千冬さんの指令と同時に、セシリアが先行して飛んでいった。
って気合入れすぎだろ!グラウンドから砂埃が舞い上がってるじゃん!
今日は風が強めで乾燥してるから、ちょっとした事で砂埃が舞う。
それが目に入って痛いんだよ、気をつけろって。
まぁ、IS展開してるから痛くないけど。
「じゃ、俺も先行くぜ一夏」
PICを使い少し浮かぶ。そのまま5mほど浮かんだところで一気に加速!
脹脛、腰、背中のスラスターを一気に全開で吹かせ、ゼロから最高速度まで突っ走る。
「くぅっ・・・」
ガツンと一瞬Gがかかり、意識を持っていかれそうになるが気合で持ち直し、どんどん小さくなっていくクラスメート達を感じ取りながらセシリアを追う。
「ふふっ、追い抜かせますかしら?」
「はっ、上等だ!」
前を行く御仁は余裕の様子。ならばいっちょ、驚かしてやりますか。
全スラスターを吹かせながら追う。それでも追いつくには十分な速度が出ている。
その間にエネルギーをチャージして・・・・・・。
「行くぞ!」
「あら、そんな遠くから何を・・・って、きゃあっ!!」
瞬時加速。名をイグニッション・ブーストというらしい。
チャージしたエネルギーを解放することで生まれる、爆発的な加速力。
何十メートルの距離を、停止した状態からでも一瞬で詰められる技能だ。
俺はそれを使い、セシリアを追い抜かしたところで停止した。
あー、みんなは遥か眼下。そこから一夏がふらつきながら昇ってくるのが見える。
まだ機体制御が上手くいってない様だ。これは、千冬さんから教えてもらった事を伝えなきゃいけないか
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