暁 〜小説投稿サイト〜
リュカ伝の外伝
聖母たちの子守歌
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トエリア・ティミー宅)

グランバニア城のプライベートエリアに存在する王太子夫婦の自宅では、奥方が妊娠していこう久しぶりの営みに突入していた。
お二人の間には乳飲み子が生まれてとしても、お互いまだ若い男女である。

久しいその感触に、夫も妻も酔いしれていた。
そして夫の逞しいモノが、妻を突き上げてクライマックスに突入する直前……
「ふぎゃぁ……」と、子供部屋からこの男女の愛娘の泣き声が聞こえてくる。

互いに絶望的な表情で見つめ合っていたが、次の瞬間……
「あの野郎、欺しやがったな!」
と旦那様の雄叫び。

まだ旦那様のモノはいきり立っていたが、娘の泣き声に奥様の中から抜き出すと、服も着ないであやしに駆け出す。
奥様も手近にあったブランケットで身体を纏い、子供部屋へ……

夫が泣く娘を抱き上げあやしている姿を眺めながら不安に思う妻。
夫婦の営みが中座して少しの時間が経過したが、全く萎む気配を見せずギンギンな状態で娘を抱っこする夫……
それは旦那様の若さからなる持続力ではあるのだが、妻からは『本当に娘に対して変な気は持っていないのだろうか?』と疑惑を浮かべる要素になっていた。



なお翌日……
王太子殿下はお父上に対し、昨晩欺された事に不平を言いに執務室へ押しかける。

だがお父上の国王陛下は……
「大好きなパパが、他の女(母親)にとられる様な気がして、目が覚めちゃったんだよ」
と、ふざけた言い訳で誤魔化す。

だが言われた王太子殿下はニヤけながら嬉しそうに欺され出て行った。
その後ろ姿を見つめ、こちらも不安を募らせるのであった。



因みに、ポケットに入っていた黒の下着セットは、信認厚い部下たる宰相閣下の執務机の引き出し奥に、誰も居ない時間を見計らって隠した事はまだ発覚していない。


















今回のテーマソング「待てない」(待つわのリズムで歌ってね)

♪可愛い顔してあの子 かなり変態だねっと?
♪言われ続けたあの頃 わりとどうでもよかった?
♪言ったりしたりエロい事 私の貴方への行為?
♪いつかどこかで 成就するって事は永遠(とわ)の妄想(ゆめ)?

♪アオカンだって構わない 誰に見られてもいい?
♪彼の濃いめのエキス 生して中だして?

♪私待てない いつまでも待てない?
♪たとえ貴方が実の父親だとしても?
♪待てない いつまでも待てない?
♪他の妾(おんな)と同じエロ事する日まで?



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