暁 〜小説投稿サイト〜
リュカ伝の外伝
聖母たちの子守歌
[7/9]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
そんなにアミー……(ゴニョゴニョ)に興味があるのなら、今すぐ我が家に行ってみるといい』って!」
「その言葉を濁した部分が重要だ。僕は『そんなにアミーのオムツに興味があるのなら、今すぐ我が家に行ってみるといい』と言ったんだ。『オムツに』興味がある奴と!」

「大して違いは無いじゃん。だってオムツ代えをするのも吝かではないんだし」
なるほど……
何時もの如くリュカさんの強引な解釈の違いだったのね。

「そんな事よりさぁ……如何したのソレ」
「ドレ?」
多分、手に持ってる下着じゃないかしら?

「ソレ……リュリュの下着だろ? 何でブラまで持ってるの?」
「上下でワンセットだからです」
そうだけど、そうじゃない。

っていうか、リュリュの下着だったのね。
相変わらずデカいわね! 何よ“I−70”って!? Iカップ!?
ブラに付いてるタグに驚く。

「でもプレゼントはパンツだけだったんじゃね? しかもお前『要らない』って言ってたんじゃね?」
「言いましたよ。父さんの策略で部屋の外にギャラリーが居る事が分かったので、変な言い掛かりを付けられない様に、あの場では要らないと答えましたよ」
じゃぁ何で持ってるのよ!?

「じゃぁ何で持ってるんだよ!?」
「ギャラリーが居なくなった後に、今後同じように僕を馬鹿にする企画を企てなくする為に、『やっぱり欲しいからよこせ。上下セットで!』と脅して奪ってきました。普段は言わない様な威圧的な口調で言ったので、リュリュもビックリして差し出しましたよ……渋々ですけどね」

「本心は欲しかったんだ」
「要りませんよ、こんな汚れた布なんて! 本来渡したかった相手は父さんでしょうから、周り巡って父さんにあげます」
そう言うとアミーを抱っこしてて両手が塞がってる隙に、父親のポケットに強引にリュリュの下着をねじ込む(ティミー)……成長したわぁ。

「あ、こら……僕だって要らん。勝手にポッケに入れるな!」
「はいはい、自由に使って下さい」
(ティミー)は妹の下着を父親の服にねじ込むや否や、自然な動作で愛娘(アミー)を奪い返す。だが……

「い、痛い……痛いよアミー!」
「だぁ! だぁだぁ!」
普段ではあり得ないが、お義父様(リュカさん)から(ティミー)に移動した途端、実父(ティミー)の顔を手でペチペチと叩き、嫌がる愛娘(アミー)

「ほ〜ら、嫌われた。妹から下着を奪うなんて変態行為をするから」
そう言うと、これまた自然な動作でアミーを奪い返すリュカさん。
それを悔しそうに見つめる(ティミー)……お義父様(リュカさん)もポッケの事を忘れてしまった様だ(笑)

「そ、そんな事より……もうそろそろアミーもおねむの時間だと思われる様な気がしないでも無い
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ