第二章
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「蚊に刺されるから。それに夏でも生足だと結構冷えるし」
「ああ、あんた冷え性なの」
「そうだったの」
「クーラーとかで冷えるからね」
それでと言うのだった、見れば上着もガードが固く結局早苗は色気のあるファッションは彼女の考えと体質から無理だとなった。
早苗は隆行にそのことも話したが。
するとだ、彼は明るくこう言った。
「外だと寒いんだよね」
「ええ、どうしてもね」
「それで夏は蚊も気になる」
「そうなの」
「じゃあ室内だけならいいよね」
笑ってだ、早苗に話した。
「俺のマンションは八階だから蚊もいないし」
「そのことは羨ましいわ」
「じゃあ俺のマンションにいる時にそうした格好したらどうかな」
笑ったままこうも言った。
「それでどうかな」
「夏暖かくて冬涼しくて蚊もいない」
「だからね。どうかな」
「そうね、交際してるし隠すこともないし」
「そうしていこう」
「それじゃあね」
「服は俺が用意するから」
「えっ、どういうこと!?」
早苗は隆行の今の言葉におかしなものを感じた、それで聞こうとしたがその前に隆行にお互いオフということもあり。
彼のマンションに連れて行かれた、そしてだった。
「あのね、こうした格好だとね」
「色気抜群だよ」
「お外歩けなくて当然でしょ」
昔懐かしコギャル姿で言う、彼が早苗のサイズに合わせて買っているものだった。
「コスプレじゃない」
「けれど色気あるよ」
「そう?」
「早苗スタイルいいからね、他にはスクール水着やナースや体操服やチャイナドレスやバニーガール、フライトアテンダントもあるよ」
「ひょっとして私に着せることを」
「待っていたんだ、丁度いい機会だよね」
制服のミニスカートでルーズソックスも着けている早苗に話した。
「そうだよね」
「全く。けれど私でもなのね」
「色気のある恰好は出来るんだよ、誰でもね」
「そうなのね」
「しようと思えばね、じゃあ今度は何を着ようか」
「フライトアテンダントにするわ。それで体操服って半ズボン?」
早苗はまさかと思い聞いた。
「どうなの?」
「赤ブルマだけれど」
「やっぱりね」
聞いて予想が当たったと思った。
「それね、それでよね」
「うん、ブルマもね」
「着ろって言うのね」
「これとバニーガールが一番色気出るけれど」
「それならね」
「スカートのも色気あるからどんどん着て欲しいよ」
隆行は笑って言ってだった。
早苗にそうした服を着せた、早苗も実際に着てみて鏡でそうした服の時の自分を見た。すると確かに色気があり。
そしてだ、隆行に言った。
「自分でもぐっとくるわ」
「そうだよね」
「誰でも服装で本当に変わるのね」
「そうだよ、じゃあ今度は何着ようか」
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