可能性
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と同時に、ピエロ___霧崎の姿に戻っていく。ムーンキャンサーへ振り返りながら、板チョコを取り出す。
「さて。ムーンキャンサーも見つけたことだし、どうしたものかな……」
板チョコの包みを取り払い、霧崎はポリポリと板チョコを頬張りだした。
やがて包み紙を投げ捨てた霧崎は、にやりと笑みを浮かべた。
「そうだ……」
夕陽が西の空に沈み、赤い空が暗くなる。
闇に染まっていく空間の中で、霧崎の笑みは、より影が濃くなり。
その足元に広がるシルエットは、トレギアのまま変わりなかった。
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