第一章
[2]次話
護られて幸せに
ブロンクスに住んでいるカーロス=カストロはこの時友人であり仕事の合間に猫のボランティアをしている友人のミーガン=ロミオに自宅の下を見せていた、二人共黒い縮れた髪の毛と黒い目でやや褐色の肌である、カストロの背は一八〇近くありミーガンは一六二位で胸が大きい。
そのミーガンが家の下を見てカストロに言った。
「では今からね」
「この子達保護してくれるか」
「ええ」
ミーガンは約束した、そこにはだった。
「ニャア」
「ナァ〜〜〜」
「ミャ〜〜〜」
「ウニャ〜〜〜」
母猫と三匹の子猫がいた、母猫はグレーと黒の虎模様であり。
子猫はキジトラが一匹白黒の虎模様のものは二匹だった、子猫達は母猫に寄り添い母猫は子供達を護っている。
その彼等を見てだ、ミーガンはカストロに話した。
「この子達はね」
「あんたが保護してくれるか」
「そして幸せにするわ」
「頼むな、うちは犬が三匹いてな」
「猫はね」
「三匹共猫を見たら吠えるしな」
「そんなのだと駄目ね」
「今も何か吠えたので気付いたしな」
家の下にいるとだ。
「だからな」
「ええ、任せて」
「それじゃあな」
カストロはミーガンに猫達のことを託した。
ミーガンはすぐにだ、彼等に声をかけた。
「来て、大丈夫よ」
「ニャア」
彼女が優しく声をかけるとだった。
母猫がまず近寄り子猫達も続いた、そして。
猫達は彼女と彼女と共にいるボランティア団体のスタッフ達が保護してそのうえでだった。
診察を受けさせた後で里親を探したが。
母猫はいつも子猫達を護っていて子猫達も離れない、母猫はシャリー、キジトラの雄はトム、白黒の虎模様の姉妹はシスター、ヨハンナと名付けていたが。
猫達はいつも一緒なのでだった。
ミーガンは同僚達に話した。
「ここまで一緒だと」
「そうだね、四匹一緒にね」
「いられる様にしようか」
「その条件で里親を探しましょう」
こう言ってだった。
実際にその条件で里親を探した、それは難航すると思われたがそれでという里親がすぐにして見付かってだった。
四匹は一緒に家族に迎えられ後日幸せに過ごしている姿が団体のサイトに動画で送られてきた。その動画を観てからだった。
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