第一章
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しょ」
「昔はね、湯文字もあったけれど」
女性用の下着としてだ。
「駄目よ、特に褌は」
「所謂ティーバックよ、ジャパニーズティーバックよ」
「褌は褌よ、今女の子は普通は着けないわよ」
「そうなの」
「そのルーズソックスも腹巻にジャージで外出してるのもよ」
「駄目だっていうのね」
「あんたそこを何とかしなさい」
霞は怒った顔と声で言った。
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