怪鳥の脅威
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集約されていく。
やがて、一筋の風が吹く。アナザーアギトの両肩から伸びる。オレンジのマフラーが靡いた。
そして。
「とうっ!」
飛び上がったアナザーアギト。見事な跳び蹴りの体勢で、それは怪鳥へ流れていく。
一方、怪鳥もまた黄色の光線を吐く。
だがそれは、アナザーアギトの足により軌道を反らされ、アナザーアギトの頬を切る。
そのままアナザーアギトの蹴りは、怪鳥の喉元に命中、大きく弾き飛ばされた。
数回バウンドした怪鳥は、やがてよろよろとしながらも立ち上がる。
そして。
蹴られた顔が千切れ落ちた。
顔が無くなった頸から、最後に吐かれるはずだった黄色い光線が天井高く伸びていく。
声なき断末魔。
それを最後に、怪鳥はその身を仰向けに倒すと同時に爆発。
狂暴な怪鳥は、その身を炎の中に包んでいったのだった。
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