第百二十二話 闇、近付くのことその二
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牧だったことを殆ど誰も知らなかったのだ」
「それで袁紹さんが任じられたのよね」
「あいつも私がいるのを知らずに幽州の牧になった」
最初は覚えていて幽州に兵を進めようとしていた。しかしそれをすぐに忘れてしまいだ。匈奴や烏丸のことに気を向けていたのだ。
それで彼女のことを忘れ気付けばだったのだ。
「朝廷も忘れていたしな」
「前の帝も?」
「そうだ。あの方もだ」
幽帝である。その宦官を信任していた。
「私のことは忘れていたからな」
「けれど私は覚えてたけれど」
「持つべきことは友達だな」
公孫賛にとっては嬉しいことだった。そうしてだ。
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