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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第二百七十一話
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ームドアーマーDEのレスポンスが少し悪いな。

流体化したコアもさっきのレーザーで一部消失しちゃったかな。

『NTD発動』

NTDを発動し、各部装甲を展開。

サイコフレームを外界に露出させる。

アームドアーマーDEのレスポンスが回復…いや通常以上になる。

上空で彼女を中心に半径50MでアームドアーマーDEを円運動させる。

さらにそのリングの角度を彼女を中心に不規則に変える。

「レディ!私は君たちがタイムクリスタルを奪取するのを阻止しなければならない!
大人しく撤退する気はあるかね!」

さっきから魔法で大気を震わせて話しているが、魔法発動もちょっと違和感だな。

やはり吸血鬼としてのパワーソースである心臓がないのが大きいか。

彼女の返答はアームドアーマーDEへの射撃だった。

が、当然艦載レーザー程度でどうにかなるようなやわな造りではない。

俺が落とされてから奴はブーストを使ってない。

多分先の多連ブーストで疲労困憊なのだろう。

奴がアームドアーマーに気を取られている間に、ソードビットを全機放出する。

アームドアーマーDEは片方を相手にすれば片方が、ハイメガを撃つという単純だが面倒な動きをさせている。

彼女は流石にもう先程のように同じ場所から全く動かないというわけではないが、アームドアーマーDEの方位から逃げ切れるスピードはないようだ。

ブーステッドギアスケイルメイルってけっこう素早かった気がするが…。

まぁいっか。

流石の二天龍の器とはいえ、疲労困憊で腕を失えば撤退するだろう。

アームドアーマーDEに気を取られている彼女へソードビット12本を差し向ける。

彼女からすれば急に現れたように見えただろう。

ソードビットの一本が彼女の腕を捉える。

が、弾かれた。

凄まじい強度だ。

NTD発動中のサイコフレームの刃を通さないとは。

彼女が動かなかったのは防御に自身があったからというわけだ。

一応ビームは避けてるけど、当たっても無傷の可能性もあるな。

よししょうがない。

ソードビットで集中攻撃を仕掛ける。

彼女は捌くのに手一杯。

大ぶりのレーザーライフルを投棄し、手刀で対応している。

見た感じ近接武器は持ってないようだ。

彼女の意識の外。

円運動を止め、50M離れた場所からアームドアーマーDEを射手する。

音速を突破した2つのアームドアーマーDEはソードビットに気を取られていた彼女を前後からどついた。

狙いは腕だ。

「アアアアアアアアァァァァァァァァァ?」

アームドアーマーDEの先端と、ブーステッドギアスケイルメイルの肩がぐしゃりと潰れている。
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