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恋姫伝説 MARK OF THE FLOWERS
第百二十話 于吉、埋伏を作らんとするのことその十
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「しかも戦い以外をするってこともな」
「なかったからな」
「ああ、本当に機械みたいだった」
 それがかつてのレオナだったというのだ。クラークと二人で話す。
「それがここまで変わるなんてな」
「私も変わっていっているのですね」
「人間になってきたよ。それにな」
「それに?」
「可愛くなったな」
 レオナにだ。こうも告げたのである。
「それもかなりな」
「それは」
 そう言われるとだ。レオナは顔を赤くさせた。そうしてこう言ったのである。
「私はそんな」
「こう言われて赤くなるのもな」
「なかったからな」
 クラークがまた言う。

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