第三章
[8]前話
「皆着ていて」
「昔はそうだったんですね」
「それで今もマニアックな人気があって」
それでというのだ。
「そうしたお店で人気があるのよ」
「そうなんですか」
「それも作るから」
ブルマもというのだ。
「しかもかなりね」
「よく売れてるんですね」
「人気があるって言ったでしょ」
「はい、今」
「実際にね」
由衣はさらに話した。
「だからね」
「これもですね」
「作るわ」
愛にはっきりとした声で答えた。
「そうしていくわ」
「何か制服と言っても色々ですね」
「学校のものだけじゃないからね」
「そうなんですね」
「ええ、ただブルマは本当に昔は学校でも着てたのよ」
愛にこのことを話した。
「二十世紀の終わりまでね」
「それ凄いですね」
「今はどの学校も着てないけれど」
「昔は普通だったんですね」
「そうだったのよ、昔はスカートも長かったし」
由衣はこちらの話もした。
「昔と今で違うことも覚えておいてね」
「わかりました」
愛は由衣の言葉に頷いた、そうしてだった。
ブルマも作って売った、その売り上げはかなりのもので忙しかっただけはあった。そうしてそちらの仕事も無事に終わって満足したのだった。
制服といっても 完
2022・5・29
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