第二章
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「一日中ケージに入れたままだとな」
「運動なんて出来ないしな」
「どれだけストレスが溜まる」
「そうなるよな」
「そして運動不足で太ったりしてな」
「健康にも悪いな」
「あいつ等はそんなことも考えなかったからな」
だからだというのだ。
「そうしたんだ」
「自分達の子供っていう新しいおもちゃが手に入って」
「そうしたんだ」
「だからああしたんだな」
「ああ、だからな」
それでというのだ。
「俺達はあいつ等を反面教師にしてな」
「そうしてか」
「そしてか」
そのうえでというのだ。
「ふわりは毎日ちゃんとな」
「運動させるんだな」
「ふわりも大好きだしな」
身体を動かすことがというのだ。
「だからな」
「俺達も動かさせるんだな」
「そうしていくぞ」
「わかった、しかし本当にな」
「ワンワン」
洋介は両親と話してだった。
その後でまたふわりを見た、すると。
ふわりは今も活発に走り回っていた、その姿はとても嬉しそうだった。一家はそのふわりを好きなままに動かさせてだった。
彼女が満足して一家のところに戻ってきたところで家に連れて帰った、家に帰るとふわりは自分からケージに入ってだった。
その中のクッションの上で丸くなって寝た、思う存分身体を動かした彼女はとても気持ちよさそうに寝て一家はそんな彼女を見て笑顔になった。
運動をさせないと 完
２０２２・５・２５
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