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IS《インフィニット・ストラトス》‐砂色の想い‐
意外性
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リア)や友達を侮辱されれば言われなくても戦いますけどね。わざわざそんなこと言いませんけど。

「んー、じゃあいいや。あたしの変わりにクラス代表戦まで一夏のこと鍛えておいてよ。あんまりあっけないんじゃ味気ないでしょ?」

「鳳さんはいいんですか?」

「ま、あたしも負けたくないしねー。自分の手の内はなるべく残しておきたいし」

 セシリアさんといい鳳さんといい他国の代表候補生は負けん気が強いのが特徴なんでしょうか? IS学園ではまだ二人しか会っていませんけど。

「それじゃ頼んだわよ。あんた、さっきの二人よりは仲良くなれそうだしね」

「はあ、分かりました」

「んじゃ、邪魔したわね」

 そう言って鳳さんが部屋を出て行こうとしました。

「あ! 待ってください」

「ん? 何か用?」

 ええ、ありますとも!

「ドア、直していってください」

「あ……そっか」

 結局その日はドアが直ることはなく、一日ドア無しで過ごすことになったのは全く別のお話です。


――――――――――――――――――――――――――――――


 翌日、廊下にはクラス対抗日程表が張り出されました。

「マジかよ……」

 隣の一夏さんの声が聞こえます。それはそうでしょう。私もそう思います。

 クラス代表対抗戦、一回戦第一試合、一組VS二組


 つまり一夏さんと鳳さんの戦い……ということですからね。

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