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『外伝:青』崩壊した世界に来たけど僕はここでもお栄ちゃんにいじめられる
やっぱりフォーリナーはおそろしい話
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る。
他の人からしたら痛いくらいの力だけど、僕くらいになると気持ちよくなって変な声が出てしまう。

「北斎さんにも、アビーちゃんにも、いろーんなフォーリナーからいじめられて開発されたマイマイの乳首。ねぇ、ユゥユゥもいじめていい?」
「そんな…の…っ?ダメに決まっ」
「い い よ ね ?」

身をかがめてしまい、届かなかった耳にユゥユゥが息を吹きかけるように囁く。
もうこうなってしまってはだめだ。

「あー?マイマイってば勃起してる?おちんちんなんて全然触ってないのにー?」

一切手を触れていないのにも関わらず、正直者なそれは着物の裾からはみ出し、エプロンを押し上げる。
カリカリと爪で乳首をいじめていた指は、そこから離れるとエプロン越しにがしっと掴む…

「そこまでよ!!!!!」
「!?」

ことはなかった。

「何してるの楊貴妃さん!?」
「ア、アビーちゃん!?帰ったんじゃ…!?」

触手がどこからともなく生え、僕からユゥユゥを引き剥がすアビー。
先程の小悪魔的な雰囲気から一気に変わり、「うえーん」と泣いて離すようにユゥユゥはアビーにお願いするも

「おねがいアビーちゃん…離してよぉ!」
「だめ。また離したら舞さんに何するか分からないもの。」
「何もしない!何もしないから!!」
「何を言おうがだめ。いい?舞さんはお栄さんの所有物(モノ)なの!」

そう言ってアビーはあまり気味の袖をまくり、僕の隣に立った。

「舞さん。私も手伝うわ!」
「あ、でも…僕一人で大丈夫だよ。」
「ううん。せっかくあんな美味しいご飯を頂いたんですもの。最後まできっちり責任をもってお皿を洗わないといけないわ!」

と、アビーのおかげで窮地を脱した。
後ろで楊貴妃がもがく中、僕とアビーは微笑ましく談笑しながらお皿を洗った。


?


「夜のお仕事…?」
「そ。僕の主な収入源。」

時刻は夕方。
準備をしている僕を不思議そうな目で見てきたアビーはどこに行くのか?と聞いてきた。

「舞さん…夜のお仕事って…!」
「吉原の時みたいなことはしてないよ。ただお客さんとお酒飲みながら、楽しく話すだけ。」
「そうなのね。」

そうして準備を終え、立ち上がる。
あれだけアプローチしまくっていたユゥユゥが静かなのは気になるけど、まぁいいか。

「じゃあアビー。お栄ちゃんの邪魔にならないよういい子にしててね。」
「またそんな風に言って!私はもうそんなお子様じゃないのよ!」
「うん。ごめんごめん。それじゃあ行ってくるね。あとご飯はちゃんと食べさせてね。お栄ちゃん、仕事に熱中すると食べないから!」

玄関からお栄ちゃんとユゥユゥに行ってきますと声を掛け、外へ出る。
お栄ちゃんは「おーう
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