暁 〜小説投稿サイト〜
IS 転生白書 オリ主が奏でる新しいインフィニット・ストラトス
一難去って専用機!
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と千冬さんだった。
 その内容はとんでもない物で、俺の専用機が運ばれてきたからかえって来いというものだ。
 それを聞いた俺は、両親に茶化されながら朝ごはんを急いで食べて、清香を連れて家を飛び出してきた。

 「はぁ。・・・ねぇ拓夢君」

 「な、なんだ?」

 「責任、とってよね?」

 そんないい笑顔で言われましても。

 モノレールの中、隣同士ですわる俺達。他の乗客はいない。なにせこれ、IS学園直行便だから。
 何故か近くに座る清香の笑顔が眩しい。直視できない。

 「いや、確かに朝の出来事は謝る。でもな、そもそも原因は・・・」

 「拓夢君、女の子の胸揉んでおいて言い逃れ?」

 「・・・くぅ」

 反論できない。
 だが考えて欲しい。もともとこうならないために、俺と清香は別々の部屋に寝たはずだ。
 なのに、なのにどうして俺の部屋で、しかも俺のベッドにもぐりこんできているんだ!!
 しかもご丁寧に裸ワイシャツだと?そのワイシャツ、俺の中学の時のだし!
 正直あのシチュエーションで落ちない男はいない。と、おもう。いや、一夏を除いて。

 「ん〜そうだなぁ。・・・じゃあ、こんど私にISの動かし方教えてよ」

 「・・・・へっ?それでいいのか?」

 「うん、それでいいの!だって拓夢君、ワザとじゃないって分かってるし」

 「あ、そりゃ・・・どうも」

 俺がどう責任とるのか考えていると、清香から妥協案。
 それなら俺でも教えられる。なにせ織斑先生に早朝訓練を受けているからな。 
 代表候補生にはともかく、一般の学生である清香には教えられるはずだ。

 妥協案としちゃ、そんなところか。
 と内心ほっとした。
 モノレールはそのまま、IS学園へと向かう・・・・・・。





 「ようやく戻ってきたか。遅いぞ、相川」

 「すみません。これでも急いだんですけど・・・」

 「お前が最初のコールで出れば問題は無かったと思うが?」
 
 「う、そ、それは・・・」

 清香と寮の前で別れて、俺は一人第二アリーナへ来ていた。
 日曜日だというのに人一人居ない、静かなもんだ。
 アリーナの中央には千冬さんが居た。学園内だから織斑先生か。

 そして隣には、コンテナ。おそらく中に、俺のISが入っているんだろう。

 「まあいい。とにかく早速はじめるぞ、貸しきり時間は残り僅かだからな」

 「了解です!」

 「ふん、返事だけは一人前だな。・・・そら、これがお前の専用機だ」

 千冬さんの言葉とともに、コンテナの前が開く。両開き式だ。
 ぎぎぎぎぎ、という軋んだ音ともに開いた扉の奥にそれは鎮座していた。

 一言で言い表すならば、それは
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