暁 〜小説投稿サイト〜
IS 転生白書 オリ主が奏でる新しいインフィニット・ストラトス
一難去って専用機!
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った。当然俺がぶん殴られ、母さんの誤解を解いたんだが。代償は一ヶ月間クチを聞いてくれないと言う地獄。解決するのに、駅前のパフェを奢るという中学生の財布には厳しい試練も待っていた。懐かしいな・・・。アイツは元気にしているだろうか?
「でもまぁ悪いな。折角来てもらったけど、もう暗くなってきてるわ」
「ううん、私の方こそ押しかけちゃってごめんね?本当は明日の約束なのに」
「気にすんなって。俺も明日学園戻るし、どうせならそのまま遊びに行けばいいだろ」
「え・・・、いいの?」
「だって、これじゃ一日どころか一時間しか経ってないからな。・・・それは約束としては不公平だろ」
「やった・・・ありがと拓夢君!」
「おう。・・・・・・ところで母さん、いつまでそこに居る気なの?」
「・・・あら、ばれてた?」
ぎぃ・・・。ゆっくりと俺の部屋のドアが開く。廊下にいたのは母さんだ。手にはコップを持っている。なるほど、盗聴してたな?
「あ。た、拓夢君のお母さん。今日はお家に入れていただいて、ありがとうございました」
「あらあら、いいのよ清香ちゃん。おいしいケーキも貰ったことだし。・・・そうだ、折角だから四人で食べましょうよ」
母さんが入ってきたことに驚きつつも、帰る方向で考えていた清香はお辞儀をしていた。
礼儀としては完璧なんじゃないのか?少なくとも、うちに遊びに来た奴等の中では。
母さんも清香のことを気に入ってるみたいだし。まぁ、その大半はケーキ貰ったからだろーけど。
「えっと、いいんですか?」
「勿論よ!ほら、拓夢も来なさい。・・・チーズケーキもあるのよ?」
それは本当か?今すぐいただこう。
「・・・拓夢君、チーズケーキが好きなの?」
「大好きだ」
「この子ったら、昔からチーズケーキが大好きでね〜。誕生日は大体そうなのよ」
「へぇ、そうなんですか。いい事聞きました」
とまあそんな感じで談笑しつつ、一階のリビングへ。
ドアを開けると父さんもいた。どうやら今日は家で仕事をしていたようだ。
「お、誰かな?・・・もしかして、拓夢の?」
邪推スタート。ちなみに、父さんも母さんと同じでこういった話題が好きだ。
その度に妹は不機嫌になるんだけど、どうしてだろうな?
「ち、ちがいますっ。・・・そんなんじゃ」
「そーだぞ、友達だっての。・・・ったく、いつもの癖治せないの?」
「はははっ、すまんすまん。ついな?」
笑って誤魔化そうとしても無駄だ。いつものその手には乗らん。
「ほら、ケーキよ。・・・と言いたい所だけど、もうそろそろ夕ご飯の時間なのよね。先にご飯にしましょう
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