十香ファーストバトル/仮面ライダーサンダルフォン
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バアル「お近づきのしるしに一枚持っておくよ、それとこれは僕からプレゼントだ」
シュッ!!
バアルはトランプを投げつけ、サンダルフォンはそれを受け取る。
サンダルフォン「10月28日、風都観音商店街地区……」
バアル「記載の日付の日、そこでまた会おう。果たして君は悲劇のお姫様を救う王子になれるかな?じゃあね」
サンダルフォン「待て!!」
バアルが姿を消すと変化したライオンもゴミに戻る。
レオ「野郎、奇術師だか何だかわかんないふざけた力使いやがって!!」
スカイハイ「だが、状況はこれからもっと最悪になっていく。どちらにしても私達で打開策を見出さなければならない」
マリア「士道……」
サンダルフォンはその場で動かず、ゆっくりとガンマドライバーに触れる。
ガシュゥゥ……
メモリを引き抜き、変身を解除する。
その顔はどこかやりきれない雰囲気を纏っていた。
アストラ「何を考えている、戦うと決めていたんじゃないのか?」
士道「いざ相手になると、凄く怖く感じた、この力は、救う力であり、壊す力でもあった。変身してわかったよ。俺でも分からない、恐ろしい力だよ、ガンマドライバーは……」
アストラは士道の肩を叩いて諭す様に語る。
アストラ「強大な力を持つ者は古来より争いの歴史を作って来た、だがそれに善悪は無い、自分が正しいと思った事ならそれは正義だが同時に責任と後悔があるモノだ。それでも背負う覚悟があるだろう?進次郎もそういうモノを背負って戦ってきたんだ」
士道はアストラの言葉を聞いて、再び覚悟を決める。
士道「わかった、俺は俺の信じた道を行く、十香を取り戻す。それが今の俺の正義だ」
アストラ「良い顔をするじゃないか、僕も出来る限り協力する」
風都航空 旧整備場
???「お役目ご苦労だったね、蛭川君」
蛭川「僕に頼ればこのぐらいお安い御用ですよ」
スマホで連絡を取る蛭川、その手にはサンダルフォンの写真が握られている。
???「それじゃあ、次に頼みたいのは例の件だ。うまくやってくれたまえ、奇術師なら簡単だろう?」
蛭川「ええ、手筈はじき整いますよ、もう少し期待していてください
我が主人、アイザックさん」
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