十香ファーストバトル/仮面ライダーサンダルフォン
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身にとてつもない痛みが走り、サンダルフォンは苦悶の表情でホルダーに手を伸ばす。
サンダルフォン「十香、これ以上は……」
ナヘマーが次の技を放つ瞬間、サンダルフォンはハニエルメモリを取り出し、腰のマキシマムスロットに刺す。
ハニエル!!
ハニエルマキシマムドライブ!!
サンダルフォン「ハニエルマジックアシスト!!」
ボーン!!
ピンク色の煙幕がナヘマーの視界を塞ぐ、そしてその周辺では幾つもの扉が召喚される。
ナヘマー「どこだあああああ!!」
サンダルフォン「ここさ!!」
幾つもの扉から空間を移動し、ナヘマーを翻弄しながら斬撃を繰り出す。
サンダルフォン「さっきの攻撃でダメージが酷いけど、このツインマキシマムなら」
サンダルフォンはハニエルに加えてガブリエルメモリを取り出し、サンダルフォンソードに刺す。
ハニエル? ガブリエル!!
ハニエルマキシマムドライブ!!ガブリエルマキシマムドライブ!!
サンダルフォン「ハニエル&ガブリエルドールズカーニバル」
サンダルフォンの目の前に銃を持った兵隊人形が現れ、サンダルフォンは出現したピアノで行進曲を披露すると兵隊人形は一斉に銃を向ける。
サンダルフォン「兵隊人形自体、そこまで強くは無いけど、ガブリエルの力で強化すれば大きな集中砲撃に変わる!!」
次々に打ち込まれる銃撃にナヘマーはダメージを受けながらサンダルフォンに斬りかかる。
ナヘマー「クルセイドブレイク」
ナヘマーは剣に黒い炎を纏わせ、それを解放すると領域にサンダルフォンを巻き込み、空間内で強烈な斬撃を与えた。
サンダルフォン「がはあ、はあ、はあ、領域支配系の技まで持っているのか……」
それでも尚、攻撃を止めようとしないナヘマーにサンダルフォンは武器を手に剣戟を繰り返す。
何度も剣を交える中、2人の戦いを傍観するバアルドーパント、トランプをシャッフルしカードを引くたび、ニヤリと笑う。
バアル「彼もガイアドライバーの使い手か、アイザックはこの事を知った上で十香を差し向けたのか、でも彼に使われっぱなしじゃ僕も面白くないなあ」
バアルは手鏡を召喚し、ナヘマーに向けると変身が解け、十香が再び回収される。
サンダルフォン「どういうつもりだ!!」
バアルは手鏡を指で鳴らして消す。
バアル「僕は道楽者でね、それが面白いとかの基準でしか物事を見ないから、アイザックの命で今回は君を試す為に十香に会わせたけど僕も彼の命令ばかりを受けて従ってるほど従順な子犬じゃないからね」
サンダルフォン「成程、アイザックが好みそうな道化だな」
バアルはカメラを手にサンダルフォンにレンズを合わせる。
パシャッ!
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