暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン 〜槍剣使いの能力共有〜
SAO編ーアインクラッド編ー
09.光剣と二刀流
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」」」」

風林火山のメンバーがキリト、アスナ、俺を囲む。

「「「「「あっ、アスナさんだ!!」」」」」

風林火山のメンバーがアスナに近づいていく。

「まぁ、悪い連中じゃないから。リーダーの顔はともかく.....」

「そう、リーダーの顔はともかく.......」

その時、足に強烈な痛みが。

「お返しだ」

クラインが俺とキリトの足を踏んだのだ。そして、急にアスナが笑い出す。

「どいういことだよ。キリト」

「あぁ、その〜」

回答に迷うキリト。

「こんにちわ。しばらくこの人とパーティー組むのでよろしく」

アスナが笑顔で俺たちを見て言う。

「キリト、テメェ!」

「ま、待てって!」

キリトが慌てていると遠くの方から甲冑が歩くような音がする。

「あっ!キリト君!」

向こうの方に同じ甲冑を着た十数人の男たちが歩いてくる。

「あれは軍の奴らか?」

「第一層を支配している巨大ギルドがなぜここに?」

「二十五層攻略で大きな被害が出てからクリアよりも組織強化って感じで前線には来なくなってたけど」

「休めぇ!!」

軍のリーダーと思われる男の掛け声で後ろを歩いていた十数人の男たちが崩れるように倒れ、リーダーと思われる男がこちらに歩いてくる。

「わたしはアインクラッド解放軍、コーバッツ中佐だ」

「キリト、ソロだ」

「君らはこの先も攻略しているんだな」

「ああ、ボス部屋の前までは、マッピングしたある」

「ふむでは、そのマッピングデータを提供してもらいたい」

(このおっさんは何を言ってるんだ)

「ただで提供しろってことねぇだろ!テメェ!マッピングする苦労がわかって言ってんのか!?」

クラインが声をあげる。

「我々は一般プレーヤーに情報や資源を平等に提供し、秩序を維持するとともに一刻も早くこの世界からプレーヤー全員を解放するために戦ってるんだ!!故の諸君が我々に協力するのは当然の義務である!!」

コーバッツがわけもわからないことを言っている。

「あなたね!」

「テメェ!」

「よせ!どうせ街についたら公開するつもりだったし、構わないさ」

キリトがマッピングデータをコーバッツに渡すためメニューウインドウを開く。

「おいおい、キリト!それは人が良すぎるぜ」

「マップデータで商売する気はないよ」

「うむ、協力感謝する」

コーバッツはデータだけもらうと座り込む軍のもとへ再び歩いて行く。

「ボスにちょっかいだすならやめといた方がいいぜ!」

「それは、わたしが判断する」

「さっきボスの部屋を覗いてきたけど生半可な人数でどうこうなるレベルじゃない!!仲
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