ブレイクゲーム
五河カメンライズ/失った物と手に入れた力
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を呼ばれる、士道はその少女にただ疑問を浮かべるだけだった。
士道「だ、誰……」
???「盟約を交わし崇高なる戦いを共にした戦乙女の名を忘れたか!!」
士道「!!」
士道はその少女を凝視すると正体に気付いた。
士道「まさか、八舞姉妹!!」
八舞「記憶の封印が解かれたか!!」
突然の事に驚く士道。
士道「一体何があったんだ?」
八舞「精霊の力を失った影響で存在が一つに統合されたようでな、盟友たちからは耶倶矢や夕弦と普通に呼ばれているが一応この状態ではかつての名、風待八舞を名乗ってる」
士道「そうか、それじゃあ、八舞と呼ばせてもらうよ」
八舞「うむ」
ダダダダダダ!!
士道「ん?」
地響きのような足音と共にやって来たのは……
琴里「お兄ちゃん!!」
士道「琴里!!そしてみんな!!」
かつての精霊たちが集まり、士道は静かに告げた。
士道「ただいま、皆」
琴里「お兄ちゃああああああん!!」
士道に抱き着き、大声で泣く琴里。
琴里「本当に、心配したんだから……」
二亜「運がいいね、少年」
折紙「お帰り、士道」
再会を喜ぶ中、狂三が士道のケースを凝視し、告げる。
狂三「士道さん、どうやら戻って来ただけじゃないですわね、まるで、再び戦いに行く様な?」
琴里「え!!」
士道は皆に告げる。
士道「澪からこの世界の事、全部聞いたんだ。俺はこの世界に戦う為に来た、十香を救う為に、アイザックと決着をつけるために」
折紙「その為の力が、それ?」
士道「俺も中身を見てないけど、一体……」
士道はトランクケースを開ける。
士道「これは!!」
琴里「ガイアメモリ……」
ケースの中には10本のガイアメモリ、そして無骨なガラケーと青いドライバーが入っていた。
そしてメタルプレートに彫られたこのドライバーの名は。
士道「ガンマドライバー……」
士道はガイアメモリを手に呟く。
士道「感じる、これは精霊の……」
???「話は聞いたよ、君が五河士道君か……」
士道「!!」
目の前に現れる異星人、身構えるも異星人は手を上げる。
???「怪しい者じゃない、安心したまえ」
士道「誰だ?」
???「私はゼットン星人・エド、ここ科学特捜隊日本支部を拠点にライブジャスティスを指揮している。君の味方だ」
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