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私はいじわる 小悪魔が住みついた
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珠 真珠 大丈夫かよ 意識あるかー」と、私の肩を握りしめて

「うーん 痛い けど 大丈夫みたい」

「ちょっと 横になってろ 落ち着いたら、保健室にいけよな」と、肩を支えて、ベンチ横に連れて行ってくれて、先生が私のおでこに冷たいタオルを当ててくれた。

 しばらく、寝ていて、保健室に先生が連れて行ってくれて、彩乃先生がおでこを冷やして、寝かしてくれた。その後、私は、寝てしまったのかもしれない。気が付くと昂君が横に居てくれていた。

「起きた? 気分は悪くないかー?」

「うん 大丈夫 普通 誰かがね、ウチの手を握っていてくれてるような感じだったからね」

「そうか 良かった お前、ドンくさいんだよ おでこで受けてどうすんだよ」

「だって 昂が身体で受け止めろ って ゆうてたやん」

「だけど グラブやろー おでこでどうすんねん」

「だってさー 昂 ウチを狙ってたやろー」

「そんなこと 出来るかー こっちだって、必死やでー たまたまやー」

「そんでもなー ウチは、昂が打ったんやから 絶対取ってやろ 思ってな―」

「バカ だからー 顔で受けてどうすんねん まぁ それで、お前の顔が歪んでも、面倒見てやるけどなー」

「えっ 今 何 ゆうてくれたん ウチ ずーと 昂に付いて行ったらええんかー?」

「ちょっと あなた達 ここで イチャイチャと何してんのん さっきから、ずーと 昂君は真珠ちゃんの手を握っていたしな 見てられんわー こっちが恥ずかしくなるのよ」と、彩乃先生が・・。

「ちゃうねんよ 先生 ウチ等 幼なじみやから・・」

「もう いいわよ 昂君 ちゃんと帰り 付いて行ってあげてね 明日 真珠ちゃん お岩さんみたいに、顔変わっているから驚かないでね」

 昂君に送られて、家に帰って、おでこを冷やしていたら、お母さんが帰ってきて、大騒ぎだった。

「どーしたの 真珠 転んだの― ちょっとー 青くなってるじゃぁ無いの」

「うーん ちょっと ミスってね ゴロ受け損ねた」

「もーう だから 野球なんて 無理なんじゃぁ無いの どうすんのよ 跡残ったらー 女の子なのに・・」

「顔 歪んでも 昂が面倒見てくれるって」

「バッカじゃぁ無いの そんな話してるんじゃあないわよー もうー 病院は?」

「保健室の彩乃先生も 別に気分も悪くなんないのなら冷やしておけば、大丈夫だって」

「うーん 冷やして、寝てなさいね あー リビングでね 急に何かあったら、嫌だもの―」

 私は、少し寝てしまったのかも知れない。

「真珠 ご飯よー 食べられる?」と、お母さんに起こされた。

「さっきね 昂ちゃんが来たわ あの子が打ったんだってー? だからって、文句言えな
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