第一話:必然のデアイ
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リーンゴーン
小狼「大丈夫?」
さくら「ちょっとびっくりしちゃっただけ!!‥‥鐘がなったから戻らなきゃ」
小狼「送っていこうか?」
さくら「ううん大丈夫」
小狼「あっ!」
さくらは小狼に背を向けて一歩歩き出した後思い出したかのように告げる
さくら「あのね、さっき、いいかけたことまた次あったとき‥‥いうね!絶対に言うから待ってね!」
そう言ってさくらはお城のほうへと歩き出していった
さくらが見えなくなるまでみつめながら小狼は消え入るようにつぶやいた
小狼「‥‥こんな気持ちになるのはよくないよね?父さん‥‥。
いくら幼馴染だからと言ったって相手は、王族の御姫様なんだから‥‥」
玖楼国ー城内ー
お城に戻ったさくらは誰にも見つからないようにこそこそと動きながら自分の部屋を目指して歩いてるとどこからか声を駆けられて思わずどきっとしその声がしたほうを見ると玉座で寛いでいるさくらの兄「桃矢」の姿があった
桃矢「丸見えなんだよさ・く・ら!」
さくら「ひっ!‥‥た、ただいま桃矢兄さま」
桃矢「またあの小僧のところか?」
さくら「小僧じゃないもん小狼だもん!小狼はお仕事してて偉いんだもん!」
桃矢「偉かろうがガキはガキだ!」
とからかう桃矢にのしかかって言い合いをしている兄弟を止めに入ったのは玖楼国の神官「雪兎」だった
雪兎「お二人とも‥‥その辺になさってはいかがでせすか?」
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