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まだ 部室入れないやんか だから、持ち帰らなきゃって思ってたんだ」
「そうなんか 部室 使えないのか」
「だってさー 男の子と一緒じゃぁね 着替えも出来ないし それに、臭いやん だから、トイレとか保健室で着替えてんの」
「うーん それも、可哀そうだな― 翠んとこなんか、女子だけのってあるんだけどなー」
「うーん ウチ等 まだ、クラブって認められてないからね 一応、野球部員ってだけ」
「そうかー 穣太に言ってやろうか もっと、考えてやれって」
「やめてよー お兄ちゃん それにね あの人 ウチがお兄ちゃんの妹だってこと 気づいていないみたい」
「そうなんか あいつ 鈍いとこあるからな でも、面倒見は良いんだぜ 今年、女の子が部員で入ってきて、そいつ等が、なまじの男より、出来るんだよー だけど、どういう扱いしたらいいんだろう って悩んでいたことがあったよ サッカーは良いよな― 翠がちゃんと女子部やってるもんなって でも、その野球部の中に真珠が居るってことは言ってないけどな」
「うふっ そーなんだ あの人 そんな感じするよねー 可愛い―」
「おい 昂ちゃんはどうするんだよ」
「違うよ 昂は 別格 お兄様の次に好きな人」
「真珠 いつの間に そんな 男を惑わすような 言い方 覚えたんだ」
うん 私の中には小悪魔がいるんだもん
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