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どれ」とギュッと掴んできて
「何すんねん! やーらしいなぁ アホ! いきなり」
「なんやねん そんな言い方すんなよ いきなりでなかったら、ええんかー どんだけ固いんかなって思ったから」
「うーん だって びっくりするやんか・・ つもりあるやんか・・ 言ってくれたら、べつに、ええかもしれん 昂やったらー もう、お尻も触られてるしな―」
「あれは たまたま 偶然やったんやって 真珠がおぼれるかと焦ったから」
食べ終わった後、私達はフリスビーをして遊んだんだけど
「おーおー 真珠 やるやん 恰好ついてるよ」
「そーやろー 真珠ちゃんも できるんやでー」と、実は、お兄ちゃんと少し練習していたのだ。
帰る時、長ーい滑り台のところに向かって行って
「最後に滑って帰ろーな 昂 滑って 先に」
「なんでー 俺が後ろちゃうんか 見守ってやるから」
「いいのー 先に行けって」
滑り出すと、けっこうスピードも出て、途中カーブもあったりして、私はキャーキャー叫びながら降りて行った。先に下で昂が両手を広げて待っていた。
「あー 昂 ぶつかるやん どいてよー」と、
「真珠 受けとめるからなー」と、
結局、昂はしゃがんで、私を両手で抱きしめるように受け止めていたから、私は、昂に覆いかぶさるように・・。まともに、首に手をまわして抱きついてしまって、昂の顔が真横に来ていた。気がついて、すぐに私は降りたんだけど・・
「あんなとこに居るから・・抱きついてしまったやんか」と、言ったものの顔が火照っていたのだ。
「ええやん べつに・・ 今のは、偶然ちゃうし、先に言ったからな」
「そんなー 急に言ったって・・・ でも、ありがとうね 帰ろうか あんなー、ウチ 着替えたいねん シャツ そこの樹の下で着替えるから 昂 あっち 向いててな」
「えー 面倒臭い奴やなー」
「これから バス乗るやろー 汗臭いのって嫌やろー」
と、私はしゃがんで着替え始めたんだけど
「真珠 ブラジャー してんのか?」と、向こう向きながら、聞いてきた。
「してるよっ でもスポブラみたいのんやし、見てもおもろーないでー あのなー 昂 ウチやから ええけど、他の女の子にそんなん聞いたら、軽蔑されるからね ウン 終わったよ さぁ 行こ―」
バスを待ちながら、私は、昂君と手を繋ぎながら
「今日は ありがとうね 楽しかったよ」と、昂君の顔を覗き込んだら
「うん 弁当もうまかった それに、真珠の・・・ちょいちょい見れたしな レインボーカラー」
「・・・あのなぁー 見せたかったんちゃうでー 昂やったら見られてもええわって・・思ったんやから、勘違いせんとってなー」
「どう
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