第二話 吸血鬼その十三
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うえで先輩達に身体を向けてだ。
そしてだ。また言うのだった。
「有り難うございました」
「何かよくわからないけれどこれでいいんだな」
「俺達の知ってるだけのことを言って」
「こんな感じで」
「はい、有り難うございます」
一礼した。そのうえでだった。
彼は先輩達と別れた。そのうえでだ。
彼はその日は学校では日常を過ごした。そうしたのだ。
だが教会に戻るとだ。すぐにだった。
神父に対してだ。こんなことを話したのだった。
彼はあの白い枢機卿、本来は紅い筈のその服を着てだ。その服で礼拝堂にいてだ。そのうえで神父に対してだ。礼拝堂の主の前で向かい合って話すのだった。
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