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Fate/WizarDragonknight
新しい使い魔
[後書き]

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響「へっぷし!」
コウスケ「風邪ひくなよ〜」
響「うう……寒い……! 春って季節は、実際寒いから冬と同じだと思う今日この頃なのです」
コウスケ「長々と形容したけど、要は寒いってことだろ? まあ、三月だしな。ほら、春休みに入った学生がちらほら」
響「うう……最近、私もあんな時代あったなあって」
コウスケ「何言ってんだよ。お前も今……あれ?」
響「多分18だよ。もう、最後の高校生時代なんだよ」
コウスケ「おお、そういえばそうだったか……」
響「うう……わたしも遊びに行きたいッ! そんでもって、思いっきりカラオケとか熱唱したいッ!」
コウスケ「いつも戦ってる時あんだけ歌ってるのにか?」
響「それはそれッ! これはこれッ!」
コウスケ「ホーン……まあ、大学生はすでに春休み中だけどな!」
響「憎しッ! お?」
コウスケ「どした?」
響「親方ッ! 花の女子高生がカブに乗ってますッ!」
コウスケ「カブって、郵便屋のカブ? んなわけ……」



___さあ ギアを上げて顔を上げて どこまでも伸びてく道だって___



コウスケ「カブだっ! スーパーカブだ!」
響「珍しいッ! もっと言うと、バイクとかに乗ってるのもそんなに見ないけどッ!」
コウスケ「すげえな、しかも三人のグループっぽいぜ」
響「今時の女子高生ってすごいッ!」
コウスケ「お前も今時の女子高生だろ……」
響「きっとあれで、山とか行ったりするのかなッ!」
コウスケ「まだ雪残ってるだろうし、今はねえだろ……あ、でも2021年4月から6月で、どっかの山道で郵便バイトをしながら転がる女子高生って話を聞いたことが……」
響「交通ルールは守ってねッ!」
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