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当たり具合だって、太陽が傾いて来ると影が変わって来るから、早く描かないと、訳わかんなくなるぞ うーん 真珠 この玉子焼き うまいよ 好み」と、注意してるのか、褒めているのか・・こいつは・・。
それから、言われたように注意して描き上げて、帰ろうかってなった時、又、昂君が汗びしゃで
「昂 このタオル 濡らしてもいいから、身体拭いたらぁ?」とタオル渡すと、昂君は水道で絞って、Tシャツをまくり上げて、拭いていたかと思うと
「真珠 背中 拭いてくれんかー」と、タオルを渡して、背を向けてきた。
「なんで そんなこと ウチがせんならんのー」
「ええやんか 背中ぐらいかけるって病院で言ってたやん」
「うーん 言った」と、私は変な気持ちで背中を拭いていたのだ。
帰り道、坂を下りている時
「残念やったね 見れなくて・・」と、私がポツンと言うと
「見たよ 水玉 いろんな色のん かわいいよ」
いつの間に・・・私は、持っていた袋を昂君に向かって振り回していた。
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