暁 〜小説投稿サイト〜
私はいじわる 小悪魔が住みついた
4-?
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
当たり具合だって、太陽が傾いて来ると影が変わって来るから、早く描かないと、訳わかんなくなるぞ うーん 真珠 この玉子焼き うまいよ 好み」と、注意してるのか、褒めているのか・・こいつは・・。

 それから、言われたように注意して描き上げて、帰ろうかってなった時、又、昂君が汗びしゃで

「昂 このタオル 濡らしてもいいから、身体拭いたらぁ?」とタオル渡すと、昂君は水道で絞って、Tシャツをまくり上げて、拭いていたかと思うと

「真珠 背中 拭いてくれんかー」と、タオルを渡して、背を向けてきた。

「なんで そんなこと ウチがせんならんのー」

「ええやんか 背中ぐらいかけるって病院で言ってたやん」

「うーん 言った」と、私は変な気持ちで背中を拭いていたのだ。

 帰り道、坂を下りている時

「残念やったね 見れなくて・・」と、私がポツンと言うと

「見たよ 水玉 いろんな色のん かわいいよ」

 いつの間に・・・私は、持っていた袋を昂君に向かって振り回していた。



 


[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ