第四章
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鈴花ちゃんから遊びにおいでよーと誘われて
「6年になったら、体育でソフトボールするやろー 練習しようよ」と、ボール、グラブを用意していた。
「えー ウチ そんなんあんまりやったことないよー」
「だから 練習するんやん」
キャッチボールしたんだけど、私、うまく投げれなくて、鈴花ちゃんが
「真珠 投げる時 もっと 恥ずかしがらないで、足開いて、手は思いっきり振り降ろすんだよー」とか言われているうちに投げる方は何とかなってきたけど、今度はうまくキャツチできなくて・・
「ボール怖がってたって、取れないよー ちやんとボール見て! そんなぶさい顔 ぶつかったってどうってことないじゃぁない」鈴花ちゃんも私があんまりどんくさいから、少しイラついていたのかなー
「うー なによ、そんな言い方ー 初めてなんだから しょうがないやんかー 怖いねんからー」
「うふっ わかったよー じゃぁ やまなりに緩いのん投げるから グラフ゛ちゃんと開いて、来たーって思ったら、掴まえる感じでね じゃぁないと本当にその可愛い顔にぶつかるよ」
「わかったー やってみる」
そうのこうのやっていると、なんとか恰好ついてきたのだ。そういえば、ボールは右で投げるんや、鈴花。「すこし、休憩」とジュースとタオルを持って来て
「どう 昂とは 仲良くやってる?」
「ウン ようやく、普通に歩けるようになったみたい」
「じゃあなくってー 間 進展した?」
「進展って? 歩けるようになるまで、お世話したつもりだよ」
「うーん だけ? なんか、真珠にお礼するとかさー」
「ありがとうって言ってたよ」
「そう あいつー もっとさー 好きだよって言うとかさー チュッってするとかさー なかったのー」
「ない 無い! そんなのあるわけないよー そんなこと、されたら、ウチ困るもん」
「真珠って 純真だもなあー でも、ウチもそんなん 考え込むカナ えへっ」
「ねえ 鈴花 ウチのことからかってる?」
その間に、鈴花ちゃんはジャージを脱いで、汗を拭いていたんだけど、カップ付きのキャミソールだった。私は、聞いてみたんだ
「鈴花 カップ付きしてんだ」
「うん ちょっと前からね でも、新学期になったら、スポブラしなさいって、この前、おかんが買ってくれたよ」
「そーなん ウチ まだ」
「うーん 真珠もカップ付きぐらいすればー 体操服だと目立つよー もう、大きい子はブラしてるじゃん いくら真珠が胸無いったってポツンと写っちゃうよ 男の子見てるから」
「そうなんだー」私は、チョット刺激的だった。
そして、新学期の準備するものを買いにいこうとお母さんと出掛けた時、肌着売り場で、私が目を止め
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