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FAIRY TAIL もう一人の滅竜魔導士「氷竜」
双竜VS影
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「エルザ飛ばしすぎだぞ!SEプラグが膨張してんじゃねぇか」

「あの笛が吹かれれば大勢の人が死ぬ、音色を聴いただけでも死人がでるんだぞ!!!」

「わかってるけど、奴らの目的もわからねぇ上に一戦交える可能性もある!いざって時にお前の魔力が無くなったら話しになんねぇぞ!」

「構わん、いよいよとなれば棒切れでも持って戦うし、お前達がいるからな」


「なんかルーシィに言うことあった気がするけど、忘れた」

「忘れたって、気になるじゃないの」

車内では、ハッピーとルーシィは、よくわからない会話をしており、ラリカは乗り物酔いをしているナツとリートを介抱していた。

「気持ちワル...」
「いっそ降ろして...」

「まったく、しっかりしてくださいまし!」

「うーんルーシィ...変...魚...美味しい...ルーシィ...変...」

「変って…」


・・・
『オシバナ駅』

「ただいま列車の事故により入る事ができません。内部の安全が確認できるまで封鎖させていただきます」

駅員がスピーカーで状況説明をしているところに、魔導四輪をとばしてきたエルザ達が駅に到着した。

「行くぞ!」

「でも、封鎖って」

「エルザにはそんなの関係ないんだよ」

「ですわね」


「「うっぷ」」

ナツとリートは、今度は人酔いしてしまう。

「人酔いしてんじゃねぇよ」

エルザは、駅員に躊躇なく話しかける。

「駅内の様子は?」

「な、なんだね君…うごぉ!」

エルザは、質問した駅員に頭突きをすると、即座に別の駅員にも同じ事を聞いて、即答できなければ頭突きと繰り返していく。

「即答できる人しかいらないって事ね...」

「だんだん分かってきたろ?...」

ルーシィはナツを、グレイはリートを背負いながら、エルザの行動を黙ってみていた。

「ってかコレ《ナツを背負う役》ってあたしの役!?」

「しゃーねぇだろ、俺だってリートを背負ってんだから、諦めろ」

そして、駅内の状況を聞けたエルザが、ルーシィ達のもとへ戻ってきた。

「軍の小隊が入り込んでまだ戻って来ていないらしい、おそらく戦闘があったと思う、中へ行くぞ!」

エルザ達は、急いで駅内に入り込む。

そこには、軍の小隊と思われる人が何人も倒れていた。

「全滅ですわね」

「相手は一つのギルド、すなわち魔導士、軍の小隊ではやはり相手にならんか」

エルザ達は、駅のホームへと走る。

「!!!」

「やはり来たな、フェアリーテイル」

そこには、大量の鉄の森の魔導士が待ち構えていた。

「貴様がエリゴールだな」

「あれ?あの鎧の姉ちゃん」


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