第十四話 話をしてその十二
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「北海には結構いるかも知れないよ」
「その生きものがネス湖にも入って来ていて」
「ネッシーにもね」
「なっているのね」
「そうかも知れないよ」
「それがネッシーの正体ね」
「海は色々船が行き来していても」
それでもとだ、達川は一華に話した。
「けれどね」
「それでもなのね」
「そう、船がいつもその場所にいる訳じゃないよね」
「船は行き来していて」
「飛行機でもね。まして船や飛行機が通らない場所もあるし」
「その生きものが見付かるか」
「それはわからないから」
だからだというのだ。
「そうした生きものが発見されるとは限らないよ」
「そういえば」
一華は達川のその言葉を聞いてこう述べた。
「人間の知識ってスプーン一杯よね」
「大海の中の」
「それだっていうから」
「UMAについても」
「そう、人間が知っていることはね」
「ほんの少しなのね」
「そうだと思うよ、アフリカなんて」
この大陸はというと、この大陸はサバンナに高山、砂漠、ジャングルと実に豊かな自然をその中に持っている。
「広いし色々な自然があって」
「まだ人が入っていない場所もあるとか?」
「入っていても滅多に入らないね」
「そうした場所が多いわね」
「だからまだ未発見の生きものもいて」
「UMAも多いのね」
「恐竜の話もあるから」
アフリカにはというのだ。
「チペクエとかね」
「ジャングルにいるのよね」
「翼竜いるって話もあるよ」
アフリカにはというのだ。
「他には水ライオンもね」
「カバ襲うっていうサーベルタイガーみたいな」
「その名前の通り水辺にいるっていうね」
「そんな生きものがまだまだいるかも知れないのね」
「うん、日本だってまだまだ知られてないしね」
「ヒバゴンとかね」
「ツチノコとかね」
日本を代表するUMAである、ただしその生態は人に話によってかなり異なり中には蛇とは思えないものもある。
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